今回紹介するのは、台湾出身の白氷氷(パイ・ピンピン)さんの
「カンフー・エレジー」です。
パイ・ピンピン
何度も声に出して読みたくなる名前。
パイ・ピンピン
作家であった故・梶原一騎さんの元奥さんなんだとか。
元々はアイドル歌手で、現在でも台湾では有名芸能人で、
「おしゃべりなおばちゃん」といった感じ、との事。
日本でなら和田アキ子さんや上沼恵美子さんのようなタイプなんでしょうか?
また、ブルース・リーの兄妹弟子という情報もありますね。
レコードジャケット裏面のプロフィールによると
1957年生まれとなっていますが、
ネットで調べると1955年って出てくるんですよ・・・って、
サバ読みやがったな!
いずれにせよ、このレコードをリリースした当時は20~22歳で、
現在の乃木坂46の白石麻衣さん(25歳)や西野七瀬さん(23歳)よりも若かった、
という事実に驚愕しております。
しかし気が強そうですねぇ。眼力も強いです。
ジャケット写真だけなら関西芸人が言う所の「ねぇさん」って印象。
さてこのレコードはピンピンさんも出演している
「カラテ大戦争」という映画の挿入歌でもあり、
その主演は故・真樹日佐夫さんで、この曲の作詞もされています。
歌詞を一部抜き出してみると、
わたしの肩を やさしく抱いた
しなやかな手が 嵐の拳を
見せてくれたわ 一度だけ
ナイトクラブで ステップ踏んだ
素敵な脚が 飛燕の蹴りを
見せてくれたわ 雨の夜
この胸に 帰るなら
地獄に堕ちても 悔いはない
飛燕の蹴り・・・飛燕疾風脚?でしたっけ。
何かの漫画だかゲームに出てきてましたね。
曲調ですが、演歌寄りの歌謡曲で女の情念系という感じでしょうか。
石川さゆりさんとか坂本冬美さんが歌ったらハマりそう。
ピンピンさん、日本語での歌唱は上手いです。
声質は僕の予想に反して案外可愛いらしい声でした。
ちなみに映画のほうですが、僕はまだ未見です。
Amazonレビューで「日本人が日本語で演じてる役に吹き替え」という
前代未聞の映画、との事なので俄然興味が沸いています。