今回は、”チバゲン”こと千葉げん太さんの「トラック野郎」という曲を紹介。
このやたらアピールが強い帽子！
いいなぁ！
僕はトラック野郎じゃないけど、これは欲しいですね。
白いマフラーも時代を感じます。
千葉さんは宮城県出身で今も現役の演歌歌手。
どうやらこれがデビュー曲で、1976年のリリースとなります。
その風貌から、山本譲二さんや鳥羽一郎さんのような
男臭い低めの歌声かと思いきや、わりと軽めの朗らかな歌声。
どことなく若い頃の北島三郎さんに似ているかなー、と。
作詞が星野哲郎さんで、作曲が島津伸男さん。
このコンビ、北島三郎さんの「函館の女」の作詞・作曲のコンビ。
惚れたら一生 めんどうみるぜ
それが男の 恋なのさ
心残して アクセル踏めば
ヘッドライトに 降りかかる
雨はあの娘の かわいあの娘のすすり泣き
「たまらないぜ！」
がたがた言う奴ぁ 相手にするな
発車オーライ おさらばだ
今日の稼ぎを 数えるよりも
明日のガソリン 詰め込んで
走り抜こうぜ 力いっぱい人生を
「燃えてくるぜ！」
何回か聞いてると、この曲のコード進行のようなものが
どこかで聞いたような感じがするんですよねー。
そう、先ほど出てきた「函館の女」。
「函館の女」は1965年リリース。
歌声も北島三郎さんっぽい。
作詞作曲も同じ星野さんと島津さんのコンビ。
要はレコード会社の日本クラウンは、第二の北島三郎さんの線で
売り出したかったんじゃないのかなぁ？と。
ちなみに千葉さん、その後紆余曲折あったようで、
このような反社会的とも思える強烈なお姿に。
綺麗なパンチ、柄が印象的なシャツ、原色(赤)ジャケットのヤ○ザ3点セット。
正面から歩いて来られたら、回れ右して速足で立ち去るだろうな、これは。
(2018年の現在は、このような風貌ではありません)
