摩訶レコードブログ

摩訶レコードbot(Twitter)のブログです。

摩訶レコード:でも、何かが違う

今回取り上げるのは、鈴木ヒロミツさんの「でも、何かが違う」です。

f:id:Baka_Records:20190202143754j:plain

 

先日、御茶ノ水ディスクユニオンさんで200円で買いました。
僕的には、雰囲気モノというかジャケ写モノの部類かなぁ。
以前このブログの美唄五郎さんの「生活改善ブルース」で書きましたが、
『レコジャケ写真での蝶ネクタイの大きさ選手権』があったら、
優勝候補になるジャケットでしょう。顔の半分くらいあるし。

ちなみにこの手の蝶ネクタイの芸風は、フジテレビの軽部真一アナに
受け継がれていますね。

 

これが裏ジャケ。

f:id:Baka_Records:20190202143846j:plain

チンポジ直してるんかい、と。

 

 

1975年のリリース。
ザ・モップスというロックバンドのボーカルだった鈴木さんのソロデビュー曲。
TBS系列で放送していた『夜明けの刑事』というドラマの主題歌であります。

 

作詞と作曲がマチ・ロジャース(野添真智)さん。
この方、イギリスの有名なロック・シンガーで、
フリーやバッド・カンパニー、はたまた一時期はクイーンのボーカルでもあった
ポール・ロジャースの奥様。
そういえば、ポール・ロジャースも『夜明けの刑事』の挿入歌を歌っていました。


想い出の丘が あるという
なつかしい人々が 住むという
想い出の丘に 残してきたものを
取りにおいでと 小鳥がささやいた

駈けてゆくには遠すぎる
歩いてゆくには、もう、若くない

想い出の丘が そこにあるなら
それだけで それだけで 幸福(しあわせ)だよ

でも、何かが違う でも、何かが違う
でも、何かが違う でも、何かが違う


いやぁ、僕みたいなおっさんになると、こういう歌詞って染みます。

 

前中半の歌詞を後半の「でも、何かが違う」で全否定、ってのが
捻くれた考えをすればツッコミどころかな、って具合ですね。