摩訶レコードブログ

摩訶レコードbot(Twitter)のブログです。

摩訶レコード:インディアン・ツイスト

今回は取り上げるのは、ジェリー藤尾さんの「インディアン・ツイスト」です。

f:id:Baka_Records:20190420193214j:plain

 

1962年のリリース。
俳優でもあり歌手でもあったジェリー藤尾さんの代表曲「遠くへ行きたい」のB面。
「遠くへ行きたい」のEP盤は2種類あり、後に「インディアン・ツイスト」が
「ヤング・セブン(若い虹)」に差し替えられたものがリリースされています。

 

という事で、インディアン盤のほうはヤングセブン盤よりレアなようです。
僕は先日これを御茶ノ水ディスクユニオンさんで何と300円で入手しました。
(ちなみに発売当時の値段は290円となっています)

 

ちょっと調べてみたら、この曲、コサキン赤坂泰彦さんのラジオでも
取り上げられていた事があるようです。
僕が初めて聞いたのは地元のAMラジオ番組でだったかなぁ。

 

ちなみにジェリーさん、インディアンに縁があるのか、
デビュー曲も「悲しきインディアン」って曲なんですね。


永六輔さん作詞、中村八大さん作曲・編曲。


バーバリスト バーバリスト
ハオ ハオ ハオ ツイスト
インディアン インディアン
ハオ ハオ ハオ ツイスト
ナパホ キッカポ スー シャイアン
アパッチ コマンチ ハオ ハオ ハオ
オー イェーイ
ジュゲムジュゲム ゴコオノスリキレ
オッペケレツのウッパッパ
ヤーレンソーラン ソラキタドッコイ
オッペケレツのウツパッパのパ

 

歌詞の前半は、「ハオハオ」や「シャイアン」とか「アパッチ」という、
僕的にはいかにもインディアンを連想させるワードが出てきますが、
後半でなぜか落語の「寿限無」やら「ソーラン節」やらが飛び出し、
「オッペケレツのウッパッパ」という謎のワードも出てきます。
このあたりが作詞家の永さんのユーモアなのでしょうかね。
ワードのネタ切れでのヤケクソって事じゃないだろうなぁ?

 

A面の「遠くへ行きたい」も同じ永六輔さん&中村八大さんの作品ですが、
同じコンビの作品とは思えない程のA面とB面とのテンションの高低差で、
「遠くへ~」の制作時に何かあったのか?と考えてしまいます。