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摩訶レコード:タマちゃんが来た夏

今回は王道中の王道で、風の子の「タマちゃんが来た夏」を紹介します。

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タマちゃんとは、2002年8月に多摩川に現れたアゴヒゲアザラシの事。
新聞やワイドショー等でも取り上げられ、一躍ブームになりました。

 

タマちゃん見物の客にジュースを売る近所のおばさんとか出現してたなあ。
ブームは過熱して、確か住民票まで取ったんですよね。
ニシ タマオだったかな。

 

しかし、このジャケットはどうでしょう?
可愛さのカケラもありません。
まぁ実際にアザラシを近くで見たらこんなもんなんでしょうけど。

 

2002年のリリース。流行に乗っかったんでしょうね。

歌っている風の子というのは、当時女子大生の香取良美さんと、
この曲の作詞と作曲をされた鍋島呂夢さんによるデュオ・ユニットです。
チェリッシュのようなポップデュオって感じを受けました。

 

曲調は予想以上にアップテンポ。
楽器は打ち込みのドラムとキーボードだけではないでしょうか。

 


丸い頭にボサボサのひげ
スイスイ河を泳いでる
きみは何処から来たの?
きみはどうして来たの?

タマちゃんがやって来た夏を
心の日記にしるしておこう
陽が暮れるまで河を見ていた
思い出はいつの日か輝くよ
夢の中 きらきらきらきらきら!

タマちゃんタマちゃん
ずっと元気で居てほしい
タマちゃんタマちゃん
ごはんをちゃんと食べてるの?
タマちゃんタマちゃん
夜は何処で寝ているの?
タマちゃんタマちゃん
みんなの心を和ませる
優しい気持ちをありがとう!

 


歌詞にもあるように、やたらタマちゃんの健康面を気にしていて、
二番では「病気にならないうちに北の海へ帰れ」という始末。

 

このCDには3大特典として、タマちゃんシールと、
日本折紙協会によるタマちゃん折紙の折り方解説と、
楽譜に「話しかけるように」とか「自分の心に刻みこむように」とか
「夕ぐれの河を思いうかべて」と書いてある歌唱指導が付いています。

 

ちなみにタマちゃんを題材にした曲はこの曲だけでなく、
他にも何曲もリリースされているようです。
みんな商魂たくましいですね。