摩訶レコードブログ

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摩訶レコード:オー!OSHIRI

今回は尻フェチの方向けの曲を紹介します。
「オー!OSHIRI」という曲です。

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タウラスレコード、というレーベル。聞いた事なかったです。

 

歌っているのが、高橋亜貴子&ミスターとなっており、
高橋さんのほうは何曲がシングルを出されている方。
元広島カープ小早川毅彦さんともデュエット曲で
シングルをリリースされています。

 

ミスターという男性ですが、「まさか長嶋茂雄さん?」
とも思ったりもしますが、残念ながらそうではなく、
どうやら作詞作曲をされた美樹克彦さんご本人のようです。
美樹さんはシンガーソングライターでもあり、
音楽プロデューサーでもありますね。
ご自身で「花はおそかった」などのヒット曲も歌っています。

 

作詞作曲:美樹克彦さん、編曲:竜崎孝路さん。

1987年のリリース。

 

石井明美さんの「CHA-CHA-CHA」に似た、ラテンマンボ歌謡、
といった曲調かと思います。


お尻の大きい女は 男好きと言う
お尻の小さい女は 男を惑わせ
お尻を横に振るのは 見栄っぱりだけど
お尻をツンと突き出す それは甘える時

 

といったように、尻の形状による性格診断、という歌詞。
「オー支離滅裂」と、下手な洒落も混ぜてきたりして
全体的には苦笑しか浮かびません。

 

宴会で酔っ払った部長が「デュエットしようや~」と
若い女子社員を捕まえて、歌いながら尻を撫でようとして
女子社員に嫌がられている絵が浮かぶ曲だと思います。

2020年2回目の東京

コロナ感染者が日ごとに増加している昨今、
だいぶ気は引けたのですが、
12月4日に今年2回目の東京に行ってきました。

 

新幹線乗る前に水買おうとキオスクに寄ったら
鬼滅の刃」の23巻が10冊くらいレジ前に積まれてる。
以外な穴場ですね。

 

東京へ行く目的はレコード漁りだったのですが、
行ったついでというか、以前から行きたかった食堂に
足を伸ばす事にしました。

 

新宿から都営大江戸線落合南長崎駅へ。
駅から徒歩で約10~15分の所にある(ちょっと迷った)
「松葉」という食堂です。

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「松葉」さんについて、どんなお店かは下記を参照下さい。
https://www.dailyshincho.jp/article/2020/07191031/?all=1

 

僕が行ったのは午後1時くらいでしたが、行列もなく、
店内には2名のお客さんしかいなかったです。

 

僕はチャーハンを頂きました。
美味しかったです。
しかも600円という安さ。

 

店を出てちょっと歩くと「トキワ荘マンガミュージアム」が。
外観を眺めただけでしたけど。

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その後は新宿・御茶ノ水と、レコード漁りへ。
全世界的に売れてるAC/DCの新作と、プログレのCD、
ジャンル不明のEPレコード、謎のソノシートを購入。

 

ジャンル不明のEPレコードと謎ソノシートはまだ未聴ですが、
面白かったら後日紹介します。

摩訶レコード:愛の国際電話

今回は、ザビーバーという男女2人組の
「愛の国際電話」という曲です。

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エルボンレコードというレーベルですが、
発売元は日本フォノグラム株式会社となっています。
リリース年は不明ですが、ファッションからおそらく70年代かと。

 

ザビーバーという男女2人についても全く判りません。
但し、歌詞(というか台詞)の中に男女の名前が出てくるので、
それイコール2人の名前なのかも?

 

作詞:杉山政美、作曲:都倉俊一、編曲:田辺信一。

 

曲のほうは、何のことはないフォーク歌謡といった感じ。
都倉俊一さんの作曲という事で、何気にオシャレ感が
感じられなくもないですが。。。

 

聞きものは歌詞というか台詞かな。
「愛の国際電話」という事なので、離れ離れの男女が
国際電話を使って会話する、という内容。


Hello,This is the San Francisco overseas operator,
Are you miss Kei ?

 

国際電話のオペレーターなのでしょうね。
サンフランシスコから、ケイ(圭)という女性への電話。

 

(男)もしもし、僕だよ
(圭)え、貴くん もしもし本当に貴くんなの、元気?

 

男性は貴(タカシ)という名前と判明。

 

(圭)シスコにはもう慣れた?あ、そう 東京はお昼の3時よ
(貴)シスコは夜の10時だよ 
 今夜はフットボールのナイター見て来たよ
(圭)そう、圭も一緒に見たかったわ

 

(圭)もしもし あんまり連絡がないんで心配しちゃったわよ
(貴)ごめんごめん、又電話するよ 君も頑張れよ
(圭)貴くんも頑張ってね
(貴)OK,バイバイ 元気でね

 

台詞はこんな感じ。

歌詞のほうは
離れていようと心は一つ、とか、
愛の花咲くその日までは 互いを信じて 明日を待とうよ
という歌詞なのですが、

どうにもちょっとした違和感があり、
いまひとつ恋人感が薄いように思えます。
ちょっとあっさりしてるというか・・・

 

(サンフラン)シスコに行った貴くんが、どうしてもアッチの

金髪女性にやられちゃった感が否めないんですよね。

 

フットボールの試合を見て来た』

誰と?

『あまり連絡がないんで心配しちゃった』

貴くん、どうして連絡しなかった?

『君も頑張れよ』

僕はもうヨロシクやってるから、もう君も好き勝手していいよ!


そう思ってジャケット写真を見ると、
男女がお互いに背を向けているのが、来るべき別れを表してる?と
ふと考えたりするのです。

摩訶レコード:鬼にかえろう

今更ですが、漫画「鬼滅の刃」が大人気ですね。
あれは兄が鬼にされた妹を人間に戻そうと
奮闘する物語ですが、今回紹介する曲のタイトルは
その逆で、「鬼にかえろう」という曲です。

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歌っているのは実川俊さん。
今の今まで実川さんの事は全く存じ上げず、
ウイキペディアで調べてみたら、
実川俊晴(本名)名義でアニメ「キテレツ大百科」の
はじめてのチュウ」を手掛けていたり、
ジャイアント馬場さんの入場テーマ曲でもある
「王者の魂」を作った方だと知り、驚きました。

その他にも様々な方々へ楽曲を提供しておられて、
現在も活動されているようです。

 

このシングルレコードは1979年のリリース。
それまではバンド活動をしていたのですが、この曲にて
ソロデビューしたのですね。
夜のヒットスタジオ』に出演して、この曲を披露したのですが
結構衝撃的なパフォーマンスだったようです。
Youtubeで探してみたのですが、見つかりませんでした。
見てみたいなぁ。

 

THE ALFEE坂崎幸之助さんらにかなり評価されており、
なるほど、この曲で聞かれる実川さんの声質は
THE ALFEEのコーラスワークには近いものを感じます。

 

実川さんご自身が作詞も作曲も編曲もされています。
半村良さんの作品「妖星伝」のオマージュだそうで、
原始、人間は宇宙からやって来た生命体が祖先で鬼であった
というおかしな発想がもとの作品だとの事。

 

当時のディスコミュージックを取り入れた(ジンギスカン
ロック寄りの軽快なポップスという感じを受けました。
三味線が使われていたり、アレンジが凝ってますね。

 

B面の「プリティ・ボス」も、なかなか不思議な
世界観のある歌詞の曲です。

 

2011年にフジテレビの番組で木村拓哉さんと
はじめてのチュウ」を弾き語りデュエットしましたが、
これは例外中の例外だそうで、それ以降は
テレビ出演していないようですね。

 

実川さんのご自身による手作りの音楽サイトがあり
覗いてみたのですが、阿部寛さんのホームページのような
インターネット黎明期のサイトの匂いがちょっとして
なんだか懐かしくなってしまいました。
https://www.real-river.com/index.html

 

摩訶レコード:猿は勝つ

今回は動物もの。
動物ものでは、犬や猫やパンダや馬なんかが思い浮かびますが、
これは猿です。
日光猿軍団による「猿は勝つ」を取り上げます。

 

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リリースは1992年。
日光猿軍団の人気が絶頂の頃だったと思います。

 

人物や動物が一時的に人気が出ると、必ずと言っていい程に
誰かが「レコード出しませんか?」と近づいてくるもの。
そして大半が失敗してしまうもの。
これも同じパターンだと思います。

 

これはCDでのリリースで、カラオケを含め4曲を収録。
メインは2曲目の「猿は勝つ」なのですが、他の曲も紹介しましょう。

 

(1)桃太郎
童謡の桃太郎を電子音楽的に味付けしたインスト。
オリエンタル風な箇所もあったりします。
運動会やスーパーマーケットで流れても違和感が無いかな、という印象。
猿、犬、キジの鳴き声がサンプリングで聞こえるけど、
なるほど桃太郎だからか、というね。

 

(2)猿は勝つ
曲名はKANさんの「愛は勝つ」からインスパイアされたのでしょう。
イントロだけは「愛は勝つ」に似てます。
これは歌入りで、女の子の合唱団によるもの。
猿の鳴き声はもちろんですが、猿軍団の創始者(モンキー校長)である
間中敏雄さんによる合いの手のようなものが曲中に入るのですが、
栃木訛りや滑舌の悪さがあり、うまく聞き取れないのがご愛嬌。

 

(3)モンキーズのテーマ
ファンキーな曲調で、打ち込みによるドラムが印象的。
オリエンタル風味は、YMOの「東風」あたりを狙ったのか?
謎の女性コーラスによる「モンキーモンキーモンキーモンキー」。
ここでも猿達の鳴き声が聞こえます。


2曲が「歌入り」となっていますが、当然の事ながら
猿達がメロディーラインを歌う事はなく、鳴いたり喚いてるだけ。
まさか猿達がノリノリでやったとも思えず、
『誰が得したのか?』と思ってしまうのです。
とはいえ、こういうのが”摩訶な”レコードの醍醐味なんですけどね。

摩訶レコード:エアロビクス・オジさん

今回は、えりまきオジさん&DASHというユニットの
「エアロビクス・オジさん」を取り上げます。

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1984年のリリース。
DASHという3人組のバンド(テクノ系?)に、謎の歌手
えりまきオジさんを加えた4人組となっています。

 

曲というか音楽なのですが、マイケル・ジャクソン
「スリラー」そのものをそのまま使用していると思われ、
権利関係大丈夫なのか?と心配せずにいられません。

 

歌詞というよりは台詞のようなもので、
オジさんによるエアロビクスの指導の掛け声になっており、
古くは「ルックルックこんにちは」内のワンコーナーの
ジェニー中尾の「アロービック・ダンシング」や、
最近(でもないけど)の「ビリーズ・ブートキャンプ」を
思い出します。
違うのは、オジさんがインストラクターになり、
変な踊りやセクハラまがいのポーズを強要する、という点。

 

Youtubeにこの曲がアップされているのですが、
歌ってる人が遊侠歌手の津田耕治さん、になっていました。
『津田さん、この曲をカバーで歌っているのか?』と思い
聞いてみたら、このえりまきオジさんの声と同じなんです。
要は、えりまきオジさん=津田耕治さんという事でした。

摩訶レコード:ナンダカンダ

藤井隆さんのデビュー曲「ナンダカンダ」が、
CDリリース20周年記念で7インチアナログレコードで
完全生産限定盤としてリリースされました。
CDでは所有していないので、『これは!』と思い購入。

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シャッター前?で飛んでる姿のジャケットも印象的。

 

2000年のリリース。
作詞:GAKU-MCさん、作曲と編曲:浅倉大介さん。

 

ウイキペディアによると、オリコンの週間9位にランキング。
28.7万枚のセールスを記録。
この曲で第51回NHK紅白歌合戦に出場したほか、
2000年度日本有線放送大賞新人賞を受賞しているんですね。

 

藤井さん、歌唱力もあるし、声も良いと思います。
MVを見てみると、ダンスにもキレがありますね。
平成の名曲の一つに挙げても良いと思います。

 

何気に藤井さん、良曲を多くリリースされていて、
「わたしの青い空」なんかも名曲だと思うし、
(80年代初期のイギリスのニューロマンティック的)
MVでのダンスは天才的だと思うのです。