摩訶レコードブログ

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摩訶レコード:One More Chance ~孤独の賭け~

夜叉という方の「One More Chance ~孤独の賭け~」です。

 

その風貌と名前から、90年代にLLPWという女子プロレス団体で
活躍していた紅夜叉というレスラーかと思いましたが、別人です。

 

ちなみにその紅夜叉が全日本女子に殴り込みに行って、
その相手をしたのが今やすっかり主婦タレントになった
「鬼嫁」こと北斗晶
試合序盤はやられまくっていたけど、形勢逆転。
竹刀が投げ込まれるも『んなもん、いらねーよ』と投げ返し、
必殺のノーザンライトボム一発で逆転勝ちなのであります。
そしてマイク・パフォーマンス。
『おい! バリバリねーちゃん!お前良く一人で来たな!
挨拶が遅れたけど 私が北斗晶だ!』
もうね、泣けるほどカッチョイイ。
北斗が一番輝いていた時代。
Youtubeに映像あったので、興味あったら見てみて下さい。

 

だいぶ脱線しました。
1996年リリース。
作詞&作曲:石坂まさを、編曲:大場吉信/編曲。

 

ハードロッキンなイントロがカッチョイイ。
ギターは一丁前にトリルなんか使ってやがる。

 

葛城ユキさんの「ボヘミアン」のようなロック歌謡ですね。
っていうか、かなり似てると思う・・・

 

曲中で何回も叫ばれる「ワンモアチャーーンス!」もカッチョイイです。
とにかく今回はカッチョイイ多めでした。

カリフォルニアSEX入門

最近レコード買ってなくて、ブログネタどうしようかな?と思ってた所、
なぜか急にこれを思い出しました。
書籍です。

 

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まず、『カリフォルニアSEXって何だよ?』って具合ですが。

 

1979年に発行されました。
僕の家はM新聞を取っていたのですが、確か毎週日曜になると
今週のベストセラーみたいな感じで載ってて、
この書籍が何週間か1位になってた記憶があり、
『こんな本が1位でいいのかよ!?』と思っていました。

 

当時の僕は中坊で、こういうものを覚えたばっかりだったので、
書籍のタイトルそのものにも衝撃を受けました。

 

さすがに中坊の僕は購入しません(できません)でしたが、
悪いクラスメイトか誰かに見せて貰ったと思います。
どんな事が書かれていたのかはサッパリ思い出せませんが、
文章だけじゃなく写真もありましたね。
しかもカラーで。

 

先ほども書きましたが、こんな本が売れに売れていたんです。
主な購買層ってどんな世代だったんでしょう。
例えば朝、通勤途中の電車内で読んでいたんでしょうか。
想像すると、とんでもないスケベで恐ろしい時代だったんですね。

摩訶レコード:年上かもめ/乱調花笠音頭

「年上かもめ/乱調花笠音頭」。

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歌っているのは あき竹城 さん。
あきさんに関する詳細はウイキペディアを参照下さい。

ちなみにネットで一時期流れてた「クチャーズ」は、
実際には実在しなかったようです。

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僕があき竹城さんを知ったのは、1979年あたりに
バラエティ番組である「大正テレビ寄席」が一時期
放送を休んでた時期が確かあって、
その代理番組であきさんが元フォーリーブス江木俊夫さんと
新婚夫婦のコントか何かをやっていたのです。
山形弁丸出しのスケベ妻が、何かある度に江木さんに
『寝ぇっぺぇ~(寝ましょう)』と迫るというものでした。
当時衝撃的で、クラスメイトの渡辺君と鷲尾君と盛り上がっていました。
これ、ウイキペディアに載っていない番組なんだよなぁ・・・

 

1977年のリリース。

・年上かもめ
作詞作曲:山本正之、編曲:土持城夫。

・乱調花笠音頭
作詞:奈加ますみ、作曲:まつもと重信、編曲:土持城夫。


「年上~」は、僕の勝手な解釈ですが、童貞を捨てにやってきた疲れた
若い男性を、ソープレディのお姉さんが優しく励ますシチューエーション、
という感じの歌詞。

 

「乱調~」は花笠音頭のパロディソング。
放送禁止にならない程度のエロが入っていますね。

 

両曲ともに、あきさんの山形弁での台詞入りです。

摩訶レコード:男

『あなたは神様ですか?』
『とんでもねぇ、あたしゃ神様だよ』

という訳で、神ブラザーズという二人組の「男」です。

 

じん、ではなく、かみ です。

本当の兄弟なのかは判りません。
何となく浅草の漫才師っぽい いでたち。
左がボケで右がツッコミ、って妄想してしまいます。

 

1975年のリリース。
A面が「女の償い」という曲です。

 

作詞:たなかゆきを、作曲:吉田矢健治、編曲:山口健一郎。

 

ど演歌ですね。
時代的に「ぴんから兄弟」路線かなぁ、と思います。
ぴんから~はお兄さんがギターを弾いていたと記憶していますが、
このお二人はどうだったのでしょうかね?

 


『兄貴ッ』 『馬鹿野郎ッ』
『兄貴ッ』 『もう言うな』
『兄貴ッ』 『いいって事よ』

 

 

曲中に出てくる、お二人の掛け合いがイカす曲です。

2022年、初の東京

2022年、今年初の東京に行ってきました。

 

まずは、以前テレビ番組で見た時に『行ってみたい』と思っていた
北品川の「肉汁らーめん公」さん。

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いわゆる二郎系?なのでしょうか。
だとしたら、僕は二郎系ラーメンはこれが初になります。
なんか本物の二郎は敷居が高いような気がして・・・
2ちゃんねるとかでの、ロット乱すなとかの書き込みにて)

オーソドックスな味噌普通を食べたのですが、それでも量があります。
大盛りにしなくて良かったです。

 

場所を移動し、御茶ノ水神田神保町~水道橋です。
神田神保町では古本まつりをやっていました。
雰囲気だけ楽しみました。

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そして今回の目的、恵比寿リキッドルームでのライブです。
以前このブログでも紹介した、ザ・リーサル・ウェポンズ。

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チケット完売だそうで、300~400人は入っていたのでしょうか。
年齢層は20代~50代だし、男女半々といった感じで幅が広いです。
アンコールでは獣神サンダーライガーさんが登場。
『本物?』と思ってしまいました。

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撮影禁止されてたけど思わず撮ってしまいました。ごめんなさい。

 

一晩宿泊して、次の日は新宿。
昼飯を桂花ラーメンさんで頂く。
以前にも行った事はありますが、一年前に久々に食べに行ったら、
『あれ?こんなに美味しかったっけ?』と思い、
それ以来新宿に行った時は必ず食べています。

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最後に新宿タワーレコードさんに寄ったら、軒並み完売している
ヤングギター4月号が運良く一冊残っていたので購入。

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レコード店は、御茶ノ水神田神保町、水道橋、新宿と寄りましたが、
目ぼしいものが無かったので、珍しく一枚も購入しませんでした。

 

あと、雪が降った東京って初めてだったかもしれない。

 

以上です。

摩訶レコード:ファッキン・ウィズ・ア・ヴァージン

ジャパメタのレコード。
キラーメイの「ファッキン・ウィズ・ア・ヴァージン」。

 

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音楽的にはエアロスミスやKISSあたりを目標にしたのでしょうが、
見た目は1984年頃のモトリー・クリーやW.A.S.P.あたりの影響がアリアリ。
どうも聖飢魔Ⅱに対抗する為の策だったらしいですが、
ちょっと間違った方向へ舵を切ってしまったように思えます。
安っぽい衣装は仕方ないにしろ、どうしても化粧は日出郎さんのような
「おかまメイク」に見えてしまいます。

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これは初期のスタイル

当時の小馬鹿にされていた「ヘビメタ」の悪い所を全部集めました、って感じ。
ライブの事は「性人式」と書いて「レイプ・ショウ」と読ませてたらしい。

 

バンドは4人編成。
ボーカルのレイノ(REINO)は既に亡くなられています。
ギターとドラムの菊池兄弟は後にザ・イエロー・モンキーのメンバーとなります。

 

1986年リリース。
作詞と作曲はREINOで、編曲がキラーメイ

 

1984年にマドンナが「ライク・ア・ヴァージン」を世界的にヒットさせたので、
「ヴァージン」という単語には抵抗が無くなっていたとはいえ、
それでも衝撃的な曲名でした。
ちなみに前出のW.A.S.P.が「ANIMAL~FUCK LIKE A BEAST」というシングルを
出していたので、それにもインスパイヤされたのかも。

 

スッカスカの音の軽さは仕方ないけど、曲調は軽快なロックンロールで悪くない。
歌詞は、当時は「ひでーな」と思ったけど、改めて聞くとそうでもないかな。
いや、やっぱり酷いな。

 


粗悪な中古の女に そろそろ飽きただろうさ
恥じらい残す少女と ヤリたい訳だぜ
早く覚悟を決めてくれ 俺は待てないぜ
ためらう仕草が たまらないぜ
腰が砕けるぜ

OH YEAH FUCKIN' WITH A VIRGIN
OH YEAH FUCKIN' WITH A VIRGIN

 


曲中には女性の喘ぎ声を入れるという凝り様。


僕が持ってるのは白ラベルの見本盤なのですが、
そもそも白ラベルの見本盤って、ラジオ番組のディレクターに
『これ、オンエアしてください』って配布するようなものですよね。
果たしてこのレコードをオンエアした無謀、いや、勇気あるディレクターは
いたのでしょうか?

摩訶レコード:お絵書き怪獣ゴミラ

1970年代に日本テレビ系で放送されていた、
堺正章さんメインキャストのバラエティ番組、
「ハッチャキ・マチャアキ」。

 

僕もかすかに記憶があり、見ていたとは思うのですが、
内容がサッパリ思い出せません。

 

レコードジャケットを見て、やたら気になったのが
「お絵書き怪獣ゴミラ」。

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「ハッチャキ・マチャアキ」をウイキペディアで調べても
残念ながらこの怪獣の詳細は書いてありません。
しつこく調べた結果、笠川孝平という方が声をやっていた
番組独自の怪獣、とのこと。

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『この超ドマイナーな怪獣の歌って、どんな歌なんだよ!?』と、
EPレコードをオクで落札し、聞いてみました。

 

リリース年ですが、1970年から1973年の間かと思われます。
主に歌っているのは笠川さんとコロムビアゆりかご会で、
堺さんは歌に入る前のMC的な役割という具合。

 

結果としては僕の予想は裏切られ、お絵書き怪獣の歌、ではなく、
絵を書くのを怪獣がお助けする、という歌詞の歌でした。
いわゆる、絵描き歌、なんですね。

 

いちおう歌詞カードというか、「この通りに書いてみてね」的な
ものが付いています。
さすがにこれが無いと書けないでしょうね。

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