摩訶レコードブログ

摩訶レコードbot(Twitter)のブログです。

摩訶レコード:哀愁DON JUAN/やるだけやったら!?

今回は片岡鶴太郎(つるたろー)さんのレコードを取り上げます。
「哀愁DON JUAN/やるだけやったら!?」です。

f:id:Baka_Records:20181209195036j:plain


1982年のリリース。
名義はなぜか「片岡つるたろー」となっており、
まだまだ全国区の人気は無かったかな。
僕の記憶では、「ビートたけしオールナイトニッポン」に
たけしさんの子分的な感じで毎週のように出てたり、
(まだたけし軍団すら存在していなかった)
若人あきら(現:我修院達也)さんとものまねコンビ組んで
ようやくメディアに出始めた頃ですかね。

 

今では画家・書家・ヨガ実践家として、痩せてシュッとしたお姿ですが、
あの頃は髪はモジャモジャで体型も太っていました。

 

ウイキペディアによると、これ以前に、はたけんじさんらと
「ものまねヨイショ軍団」名義でレコードを出しているようなので、
鶴太郎さん個人としては、これがデビューシングルとなります。

 

A面の「哀愁DON JUAN(ドンファン)」は、さがらよしあきさん作詞で
伊豆一彦さん作曲。
B面の「やるだけやったら!?」は、鶴太郎(つるたろー)さん自ら作詞で
伊豆一彦さん作曲、となっています。

 

「哀愁~」のほうは、80年代初頭の男性アイドルポップスという感じ。
「やるだけ~」のほうは、鶴太郎さんの当時のネタを盛り込んだ曲。
(ブサイク=お顔の不自由な方、など)
鶴太郎さんは元々歌が上手い方なので、十分聞けるレベル。


でも、ジャケットがねぇ。。。
痛々しいというか必死というか。

 

「つるたろー」という文字がやたらと大きめ。

「やったね!これぞ娯楽レコードのホームラン王だぜ!」
「人気爆発!独走の創刊号」

 

これだけでも頭抱えたくなるのですが、アナログレコードのA面・B面を
「ラー面(パンチのきいたしょうゆ味」
「タン面(こってりさっぱり塩味スープ」
というように設定しています。

 

まぁ鶴太郎さんご自身が考えたのではないでしょう。
当時の素人のお笑いレベルが平均してこんなものだったのか、
と考えるしかないのですが、
それにしても、ジャンプ放送局でも採用されるかどうかのレベル、と思うのです。