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摩訶レコード:ROBOT

以前、石丸奈津子さんという方の「私はロボット」という曲を
紹介しましたが、今回はそれ以来の”ロボット歌謡”を紹介します。
榊原郁恵さんの「ROBOT(ロボット)」です。

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郁恵さんがMAX体重だった頃?


1980年リリースで、郁恵さんの17枚目のシングル。
郁恵さんに関するプロフィールは割愛します。

 

作詞:松本隆さん、作曲:筒美京平さん、編曲:船山基紀さん。
松本さんと筒美さんといえば、作詞作曲の世界では
ハンセン&ブロディかザ・ロード・ウォリアーズかって具合で、
ゴールデンコンビと呼ばれた方々です。

 

当時はこんな言葉はまだ無かったですが、所謂「テクノ歌謡」です。
まぁ、テクノって言ってもそんなに大した事は無く、
電子ピアノがメインの演奏と、バックでピコピコ音がしてるぐらいですが。

 


月だけが夜の空を彩り
ため息のほうき星が流れる
あなたに命令されれば
私は何処でも飛んでく
硝子の都会を横切り
今すぐあなたに会いたい

愛してるとひと言
つぶやくだけでいいのよ
この心も手足も
思うままに動くわ
お気に召すまま
そうよ私ROBOT

 


大サビに入る前の電子音での
「ペーペーペペペ ペペーペ ペー」が印象的。

 

郁恵さんはこの曲の振り付けで、ロボットダンスを披露。
ただこれも、吹越満さんのロボコップ演芸のようなものとは程遠く、
言われて想像するようなロボットダンスを大きく裏切るもので、
全くカクカクしてなかったと記憶。
だけど、振り付けを完璧にこなして尚且つ口パクでなく歌うのは、
考えてみればパフューム並みに難しいのかも?