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摩訶レコード:ガビーとお別れ

3月の後半は別れの季節。
今回はガビー・シャーチという少女(当時)の「ガビーとお別れ」を紹介します。

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1975年のリリース。
ガビーというのは、未だに史上最強の牝馬という声もある
テスコガビーという競走馬。
僕も改めてYoutube桜花賞オークスの映像を見ましたが、
『こりゃ、とんでもなく強い!』という感想を持ちました。

 

歌っているガビー・シャーチちゃんですが、たぶん素人の女の子。
本名はガブリエラ・シャーチちゃん。
テスコガビーの「ガビー」の元となった少女本人。
ガビーちゃんは、テスコガビーの馬主さんの隣の家に住んでいて、当時13歳。
『仔馬の名前何にしよ?・・・そや、隣の家の女の子ごっつ可愛ええな。
よっしゃ、その子の名前頂こ!』
という事らしいです。
(実際関西弁だったどうかは知りません)
ガビーちゃんが故郷のスイスに帰ることになり、その別れを歌った曲なのです。

 

作詞は中山大三郎さん、作曲&編曲は小杉仁三さん。

ガビーちゃんはカタコトではなく立派に日本語で歌っています。
日本に住んでいた期間が長かったのかな?

 

www.youtube.com

 

歌詞ですが、中山さんがガビーちゃんの気持ちを代弁してるようにも思えます。
ガビーチちゃん本人が馬主ではないからなのか、
『一等賞はいらないの』と蓮舫議員のようなことを言っていますが、
ガビーちゃんとしてはテスコガビーがレースで勝つよりも
とにかく無事で完走して欲しい、という気持ちのほうが強いのでしょうね。