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摩訶レコード:愛の国際電話

今回は、ザビーバーという男女2人組の
「愛の国際電話」という曲です。

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エルボンレコードというレーベルですが、
発売元は日本フォノグラム株式会社となっています。
リリース年は不明ですが、ファッションからおそらく70年代かと。

 

ザビーバーという男女2人についても全く判りません。
但し、歌詞(というか台詞)の中に男女の名前が出てくるので、
それイコール2人の名前なのかも?

 

作詞:杉山政美、作曲:都倉俊一、編曲:田辺信一。

 

曲のほうは、何のことはないフォーク歌謡といった感じ。
都倉俊一さんの作曲という事で、何気にオシャレ感が
感じられなくもないですが。。。

 

聞きものは歌詞というか台詞かな。
「愛の国際電話」という事なので、離れ離れの男女が
国際電話を使って会話する、という内容。


Hello,This is the San Francisco overseas operator,
Are you miss Kei ?

 

国際電話のオペレーターなのでしょうね。
サンフランシスコから、ケイ(圭)という女性への電話。

 

(男)もしもし、僕だよ
(圭)え、貴くん もしもし本当に貴くんなの、元気?

 

男性は貴(タカシ)という名前と判明。

 

(圭)シスコにはもう慣れた?あ、そう 東京はお昼の3時よ
(貴)シスコは夜の10時だよ 
 今夜はフットボールのナイター見て来たよ
(圭)そう、圭も一緒に見たかったわ

 

(圭)もしもし あんまり連絡がないんで心配しちゃったわよ
(貴)ごめんごめん、又電話するよ 君も頑張れよ
(圭)貴くんも頑張ってね
(貴)OK,バイバイ 元気でね

 

台詞はこんな感じ。

歌詞のほうは
離れていようと心は一つ、とか、
愛の花咲くその日までは 互いを信じて 明日を待とうよ
という歌詞なのですが、

どうにもちょっとした違和感があり、
いまひとつ恋人感が薄いように思えます。
ちょっとあっさりしてるというか・・・

 

(サンフラン)シスコに行った貴くんが、どうしてもアッチの

金髪女性にやられちゃった感が否めないんですよね。

 

フットボールの試合を見て来た』

誰と?

『あまり連絡がないんで心配しちゃった』

貴くん、どうして連絡しなかった?

『君も頑張れよ』

僕はもうヨロシクやってるから、もう君も好き勝手していいよ!


そう思ってジャケット写真を見ると、
男女がお互いに背を向けているのが、来るべき別れを表してる?と
ふと考えたりするのです。