今回は、究トモ子の「男子の本懐」という曲。
曲タイトルの文字のデザインがいいですね。
1976年のリリース。
究さんにとっては「ポテトハイスクール」に続く
2枚目のシングルだそうです。
調べによると究さん、研ナオコさんが所属していた事務所から
妹分としてデビュー。
研ナオコ＝研。
究とも子＝究。
研と究で研究、という訳らしいです。
この後は大川友子と改名し、演歌に転向したようです。
B面の「学園音頭」を聞くと『水前寺清子さんっぽいな』と
感じる所もあり、本来は演歌志向だったのかもしれません。
ジャケットを見て『！』となってしまいました。
デビュー当時の森昌子さんのような髪型。
って、パンチじゃね？
あははは、パンチパーマのアイドルってかなり斬新だぞｗ
作詞作曲が山本正之さん、編曲が神保正明さん。
山本さんといえば、中日ドラゴンズの応援歌である
「燃えよドラゴンズ！」で作詞・作曲デビューされ、
数々の摩訶な曲を作られてる方ですね。
詳しくはウイキペディアをご覧ください。
曲調は70年代の王道青春ポップスという感じなのですが、
さすが山本正之さん、歌詞は一筋縄ではいきません。
これを歌い上げる究さんも凄いのですが・・・
通学電車で 見つけたボーヤ
リーゼントでつっぱって 可愛いじゃん
一年生かな 未経験かな
母性本能 くすぐるじゃん
もしもその気があるのなら
放課後クラブへ訪ねておいで
ウオゴコロに ミズゴコロ
そろそろ秘密を見たい頃
男子の本懐 とげさせてあげる
校舎の裏で ペットを鳴らす
涼しい瞳が せつないよ
アーティストの雰囲気 わがままそうで
何かと世話を 焼きたいよ
もしもアタシがタイプなら
放課後どこでも自由に連れてって
ウオゴコロに ミズゴコロ
寝ている子供を起こす頃
男子の悦び 受け止めてあげる
凄いなぁ。
80年代の秋元康さん程ではないけど、結構ドギツイ歌詞だぞ、と。
あははは、もう痴女じゃん。
チェリーキラー
童貞喰い
ヤリ〇ン
とんでもないオサセ
こういう言葉すら浮かんできますｗ
本懐＝本来の願い。本望(ほんもう)。本意。
まぁ、10代後半の男子の本懐なんて、ほぼこんなもんですけどね。
ちなみに僕も「痴女」という程ではないけど経験があり、
まだ童貞の17歳の時に某学校に体験入学というか見学に行きまして、
帰りにエレベーターに乗ったらその学校の女生徒が5～6人乗ってきて、
男は僕だけで他は女性ばかりというシチュエーションになり、
ドキドキしていたら女性達の笑い声とヒソヒソ話が聞こえてきて、
その中で『剥いちゃおうかｗ』という声がハッキリと判ったのでした。
幸いにもエレベーターが一階に着いたので僕はダッシュで逃げたのですが、
あの時剥かれてたらその後の人生大きく変わっていたかもしれません。
あ、その学校にはその後入学しました。
