今回は紫四郎という男性の「慟哭のギター」です。
ウルトラセブンに出てくる、「宇宙人に身体を乗っ取られた人」って感じ・・・
検索しても情報が得られません。
1970年に、この曲のA面「ある魂に捧げる歌」でデビューし、
翌年に2枚目の「私じゃないよ」をリリースしたようですが、
それ以降のシングルリリースは無いようです。
A面の「ある魂に捧げる歌」も、なかなかの摩訶曲ですが、
インパクト面では「慟哭のギター」のほうが勝っていると
思いますね。
なぜこちらをA面にしなかったのだろう?
Youtubeにも上がっていました。
聞いて思うのは、やはり紫さんの歌唱法でしょうね。
以前紹介した恵比寿透さんと同じような
https://baka-records.hatenablog.com/entry/2020/03/07/213415
森進一さんフォロワーと言っても良いんじゃないかな。
絶唱方法というか、力の入れ具合は
故ロニー・ジェイムズ・ディオにも通じるように思えます。
森さんを基本として、恵比寿さんを喜怒哀楽の「哀」とするなら
この曲での紫さんの歌唱は「怒」という感じもしますね。
2枚目の「私じゃないよ」も聞いてみたいです。