お馴染み、発情系レコード。
今回は日吉ミミさんの「おじさまとデート」です。
日吉ミミさん、元は「池和子」という名義で1967年から
3枚のシングルをリリースしていたのですがヒットに恵まれず、
この4枚目のシングルから「日吉ミミ」に改名。
次のシングル「男と女のお話」が大ヒットします。
その後しばらく低迷するも、1978年に発売した「世迷い言」が
TBS系のドラマ「ムー一族」で劇中歌に起用され、
飲み屋のシーンで自ら出演し歌唱したことで話題となりヒットし、
再び脚光を浴びる事になりました。
日吉さんのシングルを全部聞いた訳では無いのですが、
この曲は数ある日吉さんのシングルの中では、
唯一のアイドルポップス的な曲だと思います。
先にも書きましたが、改名後の初シングルなので、
それまでの演歌系からの脱却を図ったのでしょうか。
1970年リリース。
作詞：三谷けい子、作曲：鈴木庸一、編曲：竹村次郎。
僕としては、この曲を聞く前の日吉さんの歌唱方法のイメージは、
割と静かに淡々と歌う、というものでしたが、
聞いてみて180度変わったというか、こんな歌い方も出来たんだ、
という驚きでした。
色っぽくねっとりとした歌い方。
その色っぽさは大人の女性的ではなく、やや子供っぽさがありますね。
曲中で『アハァ～』とか『ムフゥ～ン』と発情。
これはもう、立派な発情系摩訶レコードとして認定しましょう。
歌詞から察するに、女性は18歳くらいで、おじさまは30歳台かなぁ？
援助、って感じはしませんね。
ポッポヤ ポッポヤ ポヤポヤポッポ、というサビの歌詞が印象的。
YoutubeにUPしてみました
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