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摩訶レコード:恋の診察室'97

ピンク・レディーXの「恋の診察室'97」。

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1996年、ピンク・レディー20周年記念で、ピンク・レディーの再来として
電通博報堂の共同プロジェクトという形で登場した2人組。
凄いなぁ。今では出来ないよね。
当時はCDバブルの時代とはいえ、幾らお金を懸けたんだろ?

 

メンバーは「さやか(筒井明日)」と「ちずる(征矢千鶴)」。
なんと一年後の1997年には、PLXに改名したんだそうです。
まさか本家に怒られたか?

 

この企画は本家ピンク・レディーに知らされていなかったこともあり、
デビュー時の本家ピンク・レディーへのインタビューでは
「X?何ですかそれ?」「知りません」といった発言が
週刊誌等に掲載されたこともあったとされています。
あははは、完全にシカトされてたんですね。

 

この曲がデビュー曲で、当時では10万枚を売り上げたとか。
しかしその後はサッパリで、シングル3枚を出したのみで以後活動せず
そのまま自然消滅します。
3枚目は「GOING BACK TO CHINA」という曲ですが、鹿取洋子のカバーかな?
と思ったけど違った。

 

作詞:H.Ijichi、作曲:小西貴雄
H.Ijichiは伊秩弘将さんで、当時は沖縄出身のアイドルグループSPEEDの
プロデュースで大忙しだったはずなのですが、
ここで息抜きされていたのでしょうか。。。

 

出だしは本家ピンク・レディーの「ウォンテッド」風味ですが、
その後はMAXって感じがしますね。
なんかピンサロでのBGMに使われてそう。(行った事ないから判りません)

 

サビのフレーズの「Joy Joy Joy Woh Woh Woh I'm a 女医」
「Koi Koi Koi 恋の診察室」が脳内に残ります。

 

ニコニコ動画に何かの番組に出た時の様子がありますが、ダンスは激しめで、
これだけは本家超えてるんじゃないか?と思いました。