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追悼:ジェフ・ベック

ジェフ・ベックが亡くなった。
昨年、オジー・オズボーンのアルバムでギターを弾いており、
まだ元気だと思っていただけに、この急死の知らせには動揺し、
かつ、人生は何が起こるか判らないと実感してしまった。

 

ジェフ・ベックを知ったのは中3か高1の頃だと思う。
「ゼア・アンド・バック」というアルバムをリリースした頃で、
その中に「エル・ベッコ」という曲があって、
ジェフ・ベックのエル・ベッコ』という言葉の響きの良さと、
「スター・サイクル」という曲が新日本プロレスのTV放送の
次期シリーズの予告の時に流れるという事で関心したのでした。

 

ただ、当時の僕が好きだった他のギタリストと比較すると
そんなにハードロック的ではないので、大好きという訳ではなかったです。
アルバムを出したら。借りるけど買わない、という感じ。

 

本格的にジェフ・ベックを『すげぇ!』と思ったのは案外遅く、
30歳を過ぎた頃だと思います。
「ブロウ・バイ・ブロウ(邦題:ギター殺人者の凱旋)」の中の
「悲しみの恋人達」を聞いた時ですね。
僕はゲイリー・ムーア的な”泣きのギター”が大好物なのですが、
ジェフ・ベックにもその手の曲があった事をようやく知って、
それからはより注目するようになったのです。

 

ジェフ・ベック・グループ時代の通称「オレンジ・アルバム」の
「デフニットリー・メイビー」という曲も大好きで、
イギリスのTV番組に出演して演奏してる動画は、Youtubeとかで
何回も繰り返し見ました。

 

ライブには行った事がないのですが、2016年に両国国技館で行われた
Classic Rock Awardsで実物を見る事ができました。
(米粒ほどだけど)


そう考えると、伝説のミュージシャンは見れる機会があったら、
見れる時に見ておいたほうがいいですね。

 

R.I.P.  Jeff Beck