今週からBS-TBSで山口百恵さん主演の「赤い絆」の再放送が始まりました。
1977年に本放送されてたドラマ。
僕も観ていたはずなのですが、ほとんど内容を覚えていません。
百恵さんの恋の相手が国広富之さんという事は覚えているし、
それまでの清純派から不良役に挑戦したドラマという事も覚えてるし、
今回取り上げる主題歌も覚えています。
ただ、物語の内容や最後にどうなるとかが全く記憶にないのです。
百恵さん(役名:恵子)の母親が、所謂売春婦だったという事で、
まさか親から『見たらアカン!』と言われてた訳でもあるまいし・・・。
裏番組を観ていたのか、それとも・・・?
という訳で、百恵さんの歌う主題歌「赤い絆(レッド・センセーション)」。
『絆って、英語でセンセーションじゃないよなぁ?』と、
当時は不思議に思いました。
今もですが。

1977年リリース。
作詞: 松本隆、作曲: 平尾昌晃、編曲: 川口真。
男性が女性を裏切って別れて去って行く、という歌詞。
「許せない」というワードが繰り返し出てきて
女性の恨み節のようにも聞こえますが、
「乗り換えた電車のドアで貴方の名前三度つぶやくの」と
未練を感じさせる部分もあります。
改めて思うのですが、歌詞って大切ですよね。
すっと心というか脳に入ってくる歌詞だと、
何年経っても忘れないものです。
ここ数年、日本の音楽界では大ヒット曲が生まれていません。
印象的で判り易く覚え易い歌詞を書ける人が
曲を作っていないからでしょう。
昔のように作詞家と作曲家とで分業して曲を作らないと駄目な気がします。