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摩訶レコード:あゝ単身赴任~昭和ひとり旅~

蟹江敬三さんの「あゝ単身赴任~昭和ひとり旅~」。

 

今で言う所の”バイプレイヤー”だった、故・蟹江さん。
色々な役柄を演じていましたね。
現在、BS松竹東急でドラマ「熱中時代」の先生編2を放送中ですが、
警察官の佐藤役をやっていますし、
比較的新しい所では、朝ドラ「あまちゃん」の
天野アキのじっちゃん、天野忠兵衛役が思い出されます。

 

ですが、僕が強烈に印象に残っているのは、
刑事ドラマ「Gメン'75」での凶悪連続殺人犯、
魔物のような男=望月源治役ですね。
手斧で頭を叩き割るという残忍な殺害方法。
性格もサイコパスっぽい人間。
刑事ドラマの殺人犯では、史上最凶で最狂だと思っています。
最近発売されたディアゴスティーニのGメン'75 DVDコレクションで
何十年かぶりに観ましたが、アメリカ映画の「シャイニング」の
ジャック・ニコルソンを彷彿させるような狂気的な演技と表情で
すっかり見入ってしまいました。

 

蟹江さん、その望月源治役での演技が好評だったのか、
源治は転落死するのですが、その後に双子の弟=源造として
再登場するまででした。

 

そんな蟹江さん、歌手とてレコードもリリースしており、
1985年の「涼子」というシングルEPです。
これはA面で、B面が今回取り上げる「あゝ単身赴任~昭和ひとり旅~」。

 

で、この曲、実は他にもEPレコードをリリースした方がいまして、
前田吟さんと安井昌二さん。
3名の俳優の競作となっているのです。

 

安井さんの事は僕はほとんど存じ上げないのですが、
前田吟さんは流石に良く知っています。

 

これまた”バイプレイヤー”の代表格のお一人ですよね。
大映ドラマの所謂「赤いシリーズ」ではヒール役が多かったなぁ。
さらにはドラマ「積木くずし」の父親(穂積隆信)役とかね。
まぁ一番有名なのは映画「男はつらいよシリーズ」の
ヒロシ役なんでしょうけど。
あとは僕の地元の新潟だけかもですが、菓子会社の「浪花屋」の
「柿の種」のコマーシャルで見たのも印象深いです。

 

作詞:鳥井実、作曲:松浦孝之、編曲:高田弘。

 

僕は蟹江さんバージョンしか聞いた事がないですが、
しっかり演歌です。

 

女房子供をおいて 転勤か・・・
お前も寂しいだろうが 俺だって辛いんだよなぁ・・・

 

という台詞が冒頭に入っています。

 

出世街道 男の道も
ひとつ違えば 見るのは奈落
ままよ冷酒 あおる夜は
月も侘しい単身赴任

 

という歌詞で、ガッツリと単身赴任の悲しさを歌っています。


3人の中で誰のが一番売れたんでしょうかね。