小出広美さんの「最近のム・ス・メ」。

以前にこのブログで書いたように、今年の4月の終わり頃に
東京に行ったのですが、その時に新宿のディスクユニオンに
立ち寄りました。
店内に入って目に入ってきたのが、このEPです。
レジ前に3枚並べられていたのも違和感でしたが、
その価格に驚き。
X0,000円。
『えっ、こんなに高いの!?』。
小出広美さんは、1983年に「タブー」という曲でデビュー。
キャッチフレーズは「'83 誰もがKOIDE(恋で)狂いです」。
3枚のシングルEPをリリースした後、中森明菜さんと同じ
所属事務所研音へ移籍しました。
ウイキペディアによると、
1984年にシングル「最近のム・ス・メ」を発売する予定がお蔵入りとなり、
研音から契約を破棄され、事実上の引退。
中森明菜さんに嫌われ解雇になったと噂があるが、事務所の契約上のトラブルに
巻き込まれたのが原因と本人が語っているそうです。
この「最近のム・ス・メ」は業界関係者向けのサンプル盤が数百枚しかプレスされず、
後年、CDとして再発売されたが、これも発売直後に廃盤となりました。
権利関係に問題があったとされています。
作詞:SHOW、作曲:小杉保夫、編曲:若草恵。
僕は先日までこの曲は未聴で、今回初めて聴きました。
小出さんの歌唱は下手でもなかったです。
曲自体は正直、ピンと来るようなものはありませんでした。
歌詞的にも、少女から女性へと成長する途中での、
背伸びする心情を歌ったもので、当時はどうだったか知りませんが、
山口百恵さんや中森明菜さんと比較すると、それ程でもないかな。
なので、なんで上記のようなべらぼうな値段が付いているのか理解できないのです。
作詞作曲もそこまで大物という人物とも思えないし・・・
ちなみに「小出広美 最近のムスメ」でググってみた所、
とんでもない価格になっている所を発見しました。
上記の2倍以上です。
ハッキリ言います。
いい加減にしろ!