オジー・オズボーンが亡くなった。
今月の5日に「Back To The Beginning」という大々的なライブ
https://baka-records.hatenablog.com/entry/2025/07/06/165020
で、その姿を観たばかりだったので、一報を見た際には
『信じられない』と思った。
今になって思えば、最後の力を振り絞ってのステージだったのか。
誰かが言っていたが、ロックミュージシャンとしては
最高の死にざまだったのかもしれません。
僕はオジーのライブは生では一回しか観ていません。
2010年のラウドパーク10のステージです。
観ておいて本当に良かったです。
オジーはボーカリストだけど、上手い下手では評価されない
稀有な存在だったと思います。
その場に居ればいい、という、存在感が抜群でした。
しかしながら、『高音が出てない』とか『フェイクばっかりだな』とか、
数あるライブ盤を聞いて思った事は一度も無いですね。
オジーを日本の有名人に例えるなら誰になるのだろう？
ビートたけしさん、故・志村けんさん、故・内田裕也さん、
性別は異なるが和田アキ子さんあたりでしょうか。
嘘か誠か、多少は脚色されているかもですが、数々の奇行伝説を残しています。
・飛行機の中で酔っ払い、ワム！の「ウキウキ・ウェイクミーアップ」を熱唱。
・奥様でありマネージャーでもあるシャロンさんが初めてオジーを見た時、
彼は水道のホースを身体に巻きつけて寝ていた。
・シャロンさんの服を着て外出し、世界遺産のアラモ砦の慰霊碑に立ち小便。
高速道路の中央分離帯で寝ていた所を保護され、その後留置場へ。
・とあるライブで観客の投げたものをオモチャだと思って噛みついたら、
コウモリの死骸で、即座に病院に運び込まれ、
その後毎日のように体中に注射を刺しながらツアーを続ける羽目に。
・記者会見で鳩を飛び立たせようとしたが上手く行かず、
イライラして鳩の首を食いちぎった。
・モトリー・クルーという後輩バンドとツアー中、
プールサイドでみんなでドラッグをやっていたが、
ドラッグを切らしたオジーが代わりに蟻を鼻から吸い込み始めた。
いやぁ、すごい、すごいよ、オジー。
あんたは不世出のロックスターだよ。
寂しいねぇ。。。
Rest In Peace OZZY OSBOURNE
