映画「LED ZEPPELIN BECOMING」を観てきました。
映画が公開されると聞いてから楽しみで仕方なくて、
期待度では今年一番観たい映画、と言っても良い程でした。
我が新潟だけなのか、IMAXだけでの上映。
奮発してアップグレードシートという席にしました。
普段の席(55歳以上1100円)の3倍強の3400円。
いつもは映画はパンフレットは買わないのですが、
ついつい買ってしまいました。
現段階では新潟では1日1回の上映。
初日という事で、6~7割は埋まっていたと思います。
比較は出来ないけど、以前観たデヴィッドボウイ関連の映画と大違い。
(https://baka-records.hatenablog.com/entry/2021/10/08/200608)
客層は僕と同年代の男性が多かった気がします。
各メンバーのアマチュア時代からバンド結成を経て、
大ブレイクするまでの道のりを追ったもの。
演技ものではなく、4人のメンバー(亡くなってるメンバーは声のみ)
の映像と語りで進みます。
物語、ではなく、ドキュメンタリーですね、これ。
バンドはこの頃がライブパフォーマンスでは最強と言われているし、
レコード制作でも実験的に色々な事を試す事も出来て、
イケイケで登り調子な頃なので、
さぞや毎日が充実して楽しかっただろうなぁ、と思いました。
それが伝わって来ましたね。
当時のマネージャーやレコード会社の人々、
メンバーの家族などの語りは一切無く、
出て来るのはメンバーだけというのは、珍しいのかな?
アマチュア時代から割と順風満帆で、
バンド結成してからもアメリカですぐ人気が出て、
2作目でナンバー1になり大ブレイク、ったという事で、
失敗・挫折の描写が無い訳ですから
物語的なものをちょっと期待していた僕としては
正直に言えば期待通りというものでは無かったです。
残念。
さらに言うなら、IMAXオンリーではなく、通常の席版で十分、と。
とはいえ、見た事ない写真・映像が見れたのは良かったですが。
入場時にはポスターとアナログ型の内輪が貰えました。(先着らしい)
どうなんでしょうね?続編みたいなものはあるのかな?
この映画がある程度ヒットしたら作られそうですが。
ちなみにLED ZEPPELINでは、
最初に買ったアルバムは「コーダ」、
今時点で一番好きなアルバムは「聖なる館」です。

