NHK-BSで毎週月~土の午前7:15から放送していた
朝の連続テレビ小説「チョッちゃん」が本日最終回を迎えました。
毎日楽しみで観ていて、悲しい結末なのか?と心配していましたが、
大団円的な最終回だったので良かったです。
ほとんどの主な登場人物が不幸にならずに済んだドラマでしたが、
「頼介」という人物は悲惨というか不憫な人生でしたね。
小さい頃から貧乏で、両親を早くに失くし、弟は知り合いに引き取られ、
妹も東京に奉公(だったかな?)に行かされて離れ離れに。
本人も戦争が始まったら軍隊に入り、ズブズブな軍国主義になります。
さらには片思いの女性(主人公のチョッちゃん)は別の男性に取られ、
あと10日くらい生きてたら終戦だったのにフィリピンで戦死という運の無さ。
この人の人生って、、、という気持ちになります。
そんな頼介役をやったのが杉本哲太さん。
80年代から活躍されていて、映画にも朝ドラにも大河ドラマにも出たりと、
コンスタントに仕事をされていますね。
所謂「銀蝿一家」の中では唯一の大成功者、と言ってもいいかも。
僕には「あまちゃん」での駅長役や「相棒」での警視庁副総監役がお馴染みですが、
「日本の自転車泥棒」という映画で実生活で自転車を盗んで捕まったのに
主演していたのには笑いました。
1986年にリリースしたのが「九鬼谷の子守唄」。
NHK銀河テレビ小説「まんだら屋の良太」の挿入歌。
作詞:畑中純、作曲&編曲:馬飼野康二。
コーラスでコロムビアゆりかご会が参加しています。

ロックンロールバンド「紅麗威甦(グリース)」のメンバーだった杉本さんが
このような朴訥な歌を歌うという点では、180度イメージが違ったので
当時は意外でしたね。