16日の土曜日からスカパーのTBSチャンネル2で、
「赤い激突」の何度目かの再放送が始まりました。
70年~80年代に一世を風靡した大映テレビ制作の
ドラマ「赤いシリーズ」の中の一作で、
赤いシリーズの中での最高傑作と評価する方々もいます。
(僕は「赤い激流」だと思っていますが)
本放送時に観ていたはずなのですが、結末やらを忘れているので、
もう一度観たいと思いました。
ちなみに毎朝4時からの放送(誰をターゲットにしてるんだよ)で、
1日に2話のペースでの放送。
流石に早起きして観る程の元気はないので録画して夜に観てます。
10月18日現在、6話まで進んでいます。
序盤のストーリーはこんな感じ。
平和に暮らしてた大谷バレエスクール一家。
大谷高:宇津井健(夫、婿)
大谷春子:松尾嘉代(妻)
大谷澄夫:国広富之(長男)
大谷さくら:坂口良子(長女)
大谷夏子:秋野暢子(次女)
大谷百合:森下愛子(三女)
大谷松子:赤木春恵(姑)
春子の誕生日に、春子の兄の一郎(前田吟)が訪ねてくる。
一郎は殺人犯で逃亡を続けていたが時効となり戻ってきた。
大谷家の子息として遺産を請求。大谷家と揉め事に(これがダチョウ倶楽部風)。
その際に春子を突き飛ばす。
春子は大鏡に激突し、春子の弟で医者の二郎(石立鉄男)の手術を受けるが、
脳内に3つの大きな静脈溜が出来てしまう。
また、春子への輸血を澄夫がしようとするが、澄夫の血液型は
高と春子とは親子関係が無い型であった。
それを密かに澄夫に恋心を抱くさくらが聞いてしまう。
春子はちょっとでも運動したり気持ちが大きく揺らぐ事があると
植物人間、あるいは死んでしまう可能性がある。
また、実の兄ではないと知ったさくらは澄夫への恋心を益々燃やす。
序盤から大映ドラマらしく無茶苦茶な展開・台詞が登場。
医者の二郎から、春子が激しい運動をしないようにと言われる高。
しかし春子は娘たちにバレエを教えようとして踊り、案の定倒れる。
二郎から怒られる高。
『少しだけなら大丈夫かと思った。』
少しだけ、って・・・
二郎から、春子にいらぬ心配をさせないよう、心を平穏にするように、と
諭される高。
退院して家に戻ってきて家族団らんの食事中、突如娘達にブチ切れる高。
『オカズくらい自分で取り分けろ!母さんに頼るな!』
突然キレたら春子は余計な心配すると思う・・・
高と春子の子供ではないと知り、家を出ようとする澄夫。
それを止めようと高が澄夫に言い放つ。
『血液型が何だっていうんだ!』
何よりの科学的証拠だろ・・・
具合を悪くして寝ている春子。
部屋の外で澄夫と3人娘が揉めている。そこで高が激高。
『何を騒いでる!お母さん具合が悪くて寝てるんだぞ!静かにしろ!』
あんたが一番大声・・・
春子役の松尾嘉代さんの表情が楳図かずおさんの漫画みたいで怖い。
3人娘役がどなたも可愛いです。
今で例えるならフィギュアスケートの本田3姉妹みたいなもんでしょうか。
あと、なぜか1話中にシャワーシーンや水着シーンなどの
赤いシリーズには珍しいシーンが入れてあるんだなぁ。