すっかり民放局のテレビで時代劇が作られなくなっていますね。
もはやNHKか映画でしか観る事が出来ません。
予算の問題なのでしょうが、それなら医療ものや刑事ものは
そんなに費用は掛からないものなのでしょうかね。
僕は時代劇・時代ものは特別に好きって訳でもないですが、
「子連れ狼」や「必殺仕事人」なんかは大好きでした。
子連れ~は以前もこのブログで書いたかもですが、
時代劇の最高峰かと思っています。
今回取り上げるのは「水戸黄門」の主題歌。
「あゝ人生に涙あり」です。
作詞:山上路夫、作曲:木下忠司。
何名かの方々が歌われています。
一般的なのは、2代目助さん格さん役の
里見浩太朗さんと横内正さんのバージョンではないでしょうか。
このバージョンはシングルEPとして1973年にリリースされています。
僕が興味を持ったのは、9代目の助さん格さんの
東幹久さんと的場浩司さんのバージョン。
2011年にリリースされたCD「水戸黄門サウンドトラック2」に収録されています。

イントロこそ大仰ですが、メイン部分はお馴染みの感じです。
東さん的場さんも無難にまとめてるって具合。
考えてみれば、元渋谷のチーマーと元暴走族まがいのヤンキーを引き連れて
全国行脚する老人、ちょっとした反社の親分じゃねぇか?と
思ったりもして。
そういえば、映画「室井慎次 敗れざる者」(だったかな?)で、
いしだあゆみさんに『あんた東京でヤクザやってたんだって?』と聞かれ、
柳葉さんが『似たような組織にいました』と答える場面があった事を思い出しました。
ウイキを見ると、最近来日して大いに話題になったイギリスのOASISの
「The Importance of Being Idle」のリフの一部が似ていると書いてありますが、
それならば同じくイギリスのDEEP PURPLEの「Child in Time」の中間部のほうが
似てるって有名でしょ?と思うのであります。