前にも書いたと思いますが、僕が自分のステレオを手に入れたのは
中3の春でした。
当然の如くレコードが欲しくなりますが、ホイホイと買える訳がなく、
近くのジャスコのレコード店に行ってジャケットを見るのが関の山。
印象的なジャケットがあると、グループ名すら知らないのに、
『どんな音楽なんだろ?』と、大いに興味を惹かれたものです。
ちょっとした無料での絵画展みたいなもんです。
レコード店からすれば、『あいつ、買わないくせにまた来てる』と
怪訝に思っていたんだろうなぁ。
今回は当時に戻り思い出して、印象深かったジャケットを挙げてみます。
●IRON MAIDEN / IRON MAIDEN
これは衝撃的でした。
まだヘヴィ・メタルというジャンルさえ知らない時期だったので、
「なんだこりゃ?」って具合でしたね。
さらにアルバム邦題が「鋼鉄の処女」なので、もう意味わからんかったです。
●IN THE COURT OF THE CRIMSON KING / KING CRIMSON
これもね、もう、「顔だけ」というね。インパクト強い。
気付いたけど、バンド名もアルバムタイトルも書いてないという。
当時はまだバンド名すら知りませんでした。
●DYNASTY / KISS
キッスは名前は知っていましたが、実際にアルバムジャケットを見たのは
これが初めてだったと思います。
じっとこっちを見られてるのが、なんかちょっと怖かったですね。
●NEWS OF THE WORLD / QUEEN
クイーンも名前は知っていました。
このジャケ絵を見た時に思ったのは、『マカロニほうれん荘?』でしたね。
●VIRGIN KILLER / SCORPIONS
じーっと眺めていられなかったジャケット。
こういうジャケが店頭に堂々と飾られていた時代。
なんて良い時代だったのでしょう。
●STRANGERS IN THE NIGHT / UFO
これもなかなか印象的。
『なんで怒ってるの?』って感じだったと思います。
このジャケ写の人、現在どうしてるんだろ? っていうか、誰?
●SQUALL / 松田聖子
ファースト・メンテナンスの前でしょうか。
確か日本の女性歌手では最初に買ったアルバムだと思います。
当時はファンで、恐らく発売日に買ったのではないかなぁ?
夏休みに友達だった鷲尾君が泊まりに来た時に聞かせた記憶がありますが、
そこまで聞き込んではいませんでした。
また機会があったら、この企画やります。