今回はこのブログらしく(?)、ちょっと変わったレコードを紹介します。
「ヘンな外人が歌う国籍不明日本の歌」です。
先日オークションで発見して『面白そうだな』と思って、
正直、どんな内容・音源なのかもサッパリ判らないまま入札し、
四苦八苦したもののなんとか落札できたのですが、
家に到着するまで『ちゃんと聞けるのかな?』と不安でした。
まずは「色即是空」のハッピを来た金髪外人女性の裸ジャケ写。
いい形のおっぱいしています。
よく見るとハッピは合成です。
右下に PIAS DRYAN とあり、僕はこれがこの女性の名前なのか、
と最初に思いました。
次に盤なのですが、3インチのアナログレコードです。
回転数は33と1/3。
盤の厚さはソノシートよりも厚く、ペラペラではありません。
溝は片面しかありません。
僕のアナログプレイヤーでもなんとか聴く事ができました。
裏ジャケを見て、これって商品販促用に作られたものでは?と。
オマケだったのでしょうか?
先程の PIAS DRYANとは、ピアス・ドライヤンという
男性用の整髪専用のローションの商品名だったのです。
さらには、このグッズは12種類あるようで、僕が手に入れたのは
そのうちの1種類なのでしょうね。
肝心の収録曲なのですが、歌っているのは外人女性でした。
民謡の会津磐梯山と草津節の2曲という謎の選曲。
『エンヤァァァ、アイヅバンダイサンワ』や『チョイナチョイナ~』の部分は
日本語ですが、その他は英語で歌っています。
なんじゃこりゃ!?
先程も書いたように他にも11種類あるようですが、
整髪料なのにオマケがレコードって発想が訳判らないです。
ただ、商品販促用としては、かなり手もお金も掛かってますね。
素晴らしいです。
現代ではここまでのお金の掛け方はできないだろうなあ。
他の11種類も聴いてみたいですが、見つけるのはかなり難度高いでしょうね。