合唱曲として知られる「大地讃頌」の作曲者の佐藤眞さんという方が
最近亡くなられたと知りました。
中学3年の時に、クラス対抗の合唱コンクールがありました。
僕の在校していた中学は、いち学年で3クラス。
我がクラスの合唱曲を選ぶ時、「流浪の民」という曲が
クラスの女子から候補として挙がったような記憶がありますが、
『お前らには難しい』『お前らにはまだ早い』という理由から、
担任の年配女性教師が生徒の声を無視して独断で却下しました。
『生徒を信用していないんだなぁ』『生徒を成長させる気が無いんだね』
って思いましたね。
選ばれた曲は「空にはつきないゆめがある」、でした。
っていうか、これまた女性教師の独断だったと思います。
僕としては、ずいぶん無難な選曲しやがって、って思いでしたかね。
こう言っては何ですが、
『つまんねぇ曲だなぁ』
と当時は思っていましたね、正直。
コンクール当日までの間、放課後にクラス全員で練習するのですが、
ここで僕は女性教師から酷い仕打ち(だと思っている)を受けました。
『もっとにこやかに歌え』『しかめっ面で歌うな』と。
毎日5回練習するとしたら3回は言われ、その度に合唱が中断されます。
僕からすれば『いやいや、ごく普通の顔で歌ってますけど何か問題でも?』って。
僕より怖い顔のヤンキーのクラスメイトは何も言われない。
なぜか僕一人が攻撃されたのです。
クラスの仲間から『またお前のせいで止められたじゃん』と思われている感もあり、
毎回いたたまれない気持ち。
そんな雰囲気を友人で指揮者の小池君が感じたようで、笑わせようとしたのですが、
逆にスベってしまって変な感じになる始末。
僕からすれば、
『肝心なのは顔じゃなくて歌声だろが!』
『どこぞの馬鹿なアイドルみたいにヘラヘラしながら歌ってられっか!』
『ロックのボーカリストは、むしろ怒ったような顔で歌いますけど?』
『なら、森進一はどうしろと?』
てな具合。
その女性教師、多感な少年の心にどれだけの傷を残した事か・・・重罪だよ
当日はサボって休んでやろうかとも思いましたが、
仕方なく登校してコンクールにも出ました。
どういう審査だったかも不明ですが、案の定、僕のクラスは1位は取れず。
クラスメイトから『お前のせいで1位じゃなかった』とは言われなかったです。
で、その女性教師なのですが、専門教科が音楽なのです。
『音楽が専門教科の教師の担任クラスが、3クラスしかない中で1位取れなかったって、
結構恥ずかしい事ですよ、ザマァミロ!』って思いましたね。
捻くれてるなぁ。
長々と書きましたが、1位を取ったクラスの選んだ曲が「大地讃頌」でした。

ダイナミックでドラマテイックで、インパクトがあるなぁと思いますね。
正直、たとえ下手に歌っても、聞き手に大きな印象を与えるという面では、
前出の「空にはつきないゆめがある」よりもあると思いますね。