摩訶レコードブログ

摩訶レコードbot(Twitter)のブログです。

摩訶レコード:昭和なみだ川

今回紹介するのはデュエットもので、
阿蘇子と太郎という2人組の「昭和なみだ川」です。

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まず注目すべきは、女性のほう。
阿蘇子。
あそこ。
アソコ。
なんて衝撃的な歌手名。

片や、男性のほう。
太郎。
なんて単純明快な歌手名。

もう、曲を聞く前から数々の疑問が脳内を駆け巡ります。

まず、『アソコ(阿蘇子)はどんな声を出すんだ?』という疑問。
これは僕の予想を裏切って、意外と若々しい艶のある声でした。
30代前半~40代前半と推測。

太郎は?というと、この曲の作曲が岡千秋さん。
そう、都はるみさんとの「浪花恋しぐれ」のデュエットで知られる
岡千秋さんです。
太郎の歌声を聞いてみて気付いたのですが、どうやら独特なダミ声から察するに、
恐らく、太郎=岡千秋さんではないか?と。

瞬間僕の脳内では
「30代前半~40代前半の女性とマッシュルームカットのヒゲ河童男との絡み」
の絵が出来上がり。
『これで歌詞がゲッスい週刊実話的なモンだったら、どないしまっか!』
と勝手に妄想し、期待に胸(と股間)を膨らませたところ

そうではありませんでした。

ならば、『阿蘇子という事で阿蘇山か熊本に関する曲?』と考えられるでしょうが、
それに関連するワードも出て来ません。

駄目よ 駄目駄目 駄目なのよ
どうして どうして どうしてさ

馬鹿さ 馬鹿馬鹿 馬鹿なのさ
お酒が お酒が お酒がね

嘘よ 嘘嘘 嘘なのよ
さだめが さだめが さだめがさ

歌詞はこれだけ。
3番まであって、これだけです。
この単純な歌詞を、ただただ繰り返すという曲。
そして最後に2人で「嗚呼、昭和~、なみだ川~」で締めるというもの。

なんじゃぁこりゃぁ!

ですが、これが何回か聞いて行くうちに不思議と癖になっていくのです。
曲もマイナー調でゆっくりとしたものなのが、また味がありますね。
いかにも昭和の裏町演歌って感じで。

あと、時々入る「ボイ~ン」といった何かの楽器の音?にも惹かれました。

そんなこんなで僕的には、阿蘇子(アソコ)だけに「これは穴だった!」というべき、
結構楽しめたレコードでした。

ここまで読まれて、阿蘇子(アソコ)って
どんな形(容姿)をしているんだろう?
どんな(肌の)色なんだろう?
どんな(身体の)大きさなんだろう?
と、どなたもがお考えかと思いますが、
検索してみましたが残念ながら何も出てきません。
情報求む、です。

摩訶レコード:さそって入口 ふるえて出口

今回紹介するのは曲名もので、
本田理沙さんの「さそって入口 ふるえて出口」です。

 

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1980年代の後半に活躍し、志村けんさんの「だいじょうぶだぁ」の
レギュラーでもあったと記憶しています。
実は僕、セミヌードの写真集を持ってました、ええ。

曲の内容自体はあまり記憶がありませんが、
この曲に関しては確か森高千里さんタイプの衣装で歌っていたような。

やはり衝撃的なのは、その曲名でしょう。

さそって入口 ふるえて出口

いやぁ、口に出したくなりますね。
畑中葉子さんの「後ろから前から」にも匹敵する程のインパクはあると思います。
ナニが入口でナニが出口なのかは、正直、ほとんどの方が○○と△△を想像しますよね。
(いや違う、というなら教えて欲しいです)
とはいえ、この曲の歌詞はソレを想像させるものではなかったと思います。

そういえば、映画評論家の故・水野晴郎さんがテレビに出た時、
何故か肛門の話になって『肛門が~、肛門が~』と連発してたら、
司会者にもう少し上品に話して下さいと言われ、
入り口が~、入り口が~』と言い直した、って
都市伝説は本当なのでしょうかね。

特別重大発表(8/23)

告知です。

このたび、以下の書籍が発売される事になりました。
僭越ながら、僕も記事を執筆させて頂いております。

『思い出のバカレコード大全』(オークラ出版
■発売日……2017年9月5日(火)
■発行……オークラ出版
■定価……1600円(+税)
※全国書店、ネット書店にて発売!

 

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<執筆/インタビュー陣>
みうらじゅん
ヒャダイン
馬鹿レコードbot
ギュウゾウ電撃ネットワーク
◯マリアンヌ東雲(キノコホテル)
森本レオ
島本慶×末井昭(ペーソス)
プロ野球 音の球宴
◯フジジュン
◯松原弘一良(MOBSPROOF)他

なんと並び順が上から3番目という破格の扱い!
なんか、すみません。

みなさん、立ち読みは許しませんよ!(笑)
買ってくださいねー!!

Summer Sonic 2017

8月20日(日)、サマーソニック2017へ行ってきました。
2014年に行って以来で3年振りの2回目です。

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2014年はマリンスタジアムには移動せず、
幕張メッセだけで観ていたので判らなかったのですが、
マリンのほうには色々なイベントというかアトラクションがあるのですね。

可愛い女の子達がたくさん!。
アルコールが入ってた事もあり、午前中からエロモード入ってきて、
写真撮らせて貰ったり、一緒に写真撮ったり。
いやぁ、それが目的って訳ではないのですが、
日頃は男ばかりの職場で、若くて可愛い女の子と
話す機会なんて皆無に等しいので、とても楽しかったです。

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観たバンドは、
The Struts
TOTALFAT
X'mas Eileen
OLDCODEX
GLIM SPANKY
BAND-MAID
MAN WITH A MISSON
BABYMETAL
FOO FIGHTERS
でした。
一番良かったのはBAND-MAIDですね。
目的のバンドだったという贔屓目もありますけど。

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雨の心配もありましたが結局は最後まで降らずに、
最後の花火も観れて満足でした。

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また来年も行きたいですね~。

摩訶レコード:パパとあるこう

今回紹介するレコード。
恐らく100人中99人は、『ごく普通の曲じゃねぇか!』とか
『馬鹿レコードじゃないよ。無理矢理すぎ!』と思うでしょう。
ところが捻くれ者の僕は初めてこの曲を聴いた時に、
『なんかおかしいな・・・なんか変!』って思ったのです。
歌い手は大御所中の大御所です。
1980年の作品で、石原裕次郎さんの「パパとあるこう」です。

 

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NHKの「みんなのうた」でも放送されていたんですね。
曲調も歌詞も明るめな感じで、
父親の息子への気持ちを表したものです。

お前が生まれた日、どうってことないこの町が地球で一番素晴らしくなった。
とか
お前の笑顔を淋しい人に分けてあげよう。
という感じ。

さぁ、パパとあるこう。ララララ ララララ ラララララン。
さぁ、パパとあるこう。手を繋いで。

ええ、どうってことない歌詞です。

で、この曲は実はデュエットで、裕次郎さんの他に
太田裕之さん(以下、裕之くん)という子供さんが歌っています。
当時3~5歳ではないでしょうか。

裕之くんの『キャハハハ』という笑いや『パ~パ』という喋り
裕次郎さんの歌っている途中で合いの手のようにインサートするのですが、
それが何となく僕にはひどく邪魔に聞こえるのです。
上手く表現できないのですが、なんか裕次郎さんにまとわり付いてるって具合。
当の裕次郎さんもいつものようにディープボイスで歌っていて、
正直そんなに嬉しそうでも楽しそうでもなく(という僕の主観)、
実は内心、『うるせぇガキだな、あっち行けや!』と思っているんじゃないか?
とさえ考えてしまうのです。
裕之くんのテンションの高さと、裕次郎さんの淡々とした歌い具合の熱量の差が
僕のその思いを強くさせているのかなぁ?と。

そして僕の思い込みを強くしている理由がもう一つあります。
石原裕次郎さん自体に「父親」というイメージが無いのです。
事実、僕は裕次郎さんが父親役を演じた映画もドラマも存知上げません。
ウイキペディアで調べてみましたが、父親役を演じたものは無さそうでした。
私生活でもお子さんはいなかったですし。

という訳で、この曲はあの裕次郎さんが父親を演じた唯一の作品なのかな?と。
だとすると貴重な作品かと思います。
とはいえ、裕次郎さんは当時46歳。
ジャケット写真は若いお爺ちゃんと孫って感じなのですが。。。

 

特別重大発表(8/15)

告知です。

学研プラス様のGetNaviWeb(ゲットナビウエブ)にて、
私、馬鹿レコードbotの記事が掲載されております。

突き抜けたものが多い「馬鹿レコード」の世界
自由すぎた日本の音楽史を振り返る
http://getnavi.jp/entertainment/155285/

一度は”ある事情”から頓挫(発禁処分)となりましたが、
このたび再編集(リマスター)しての掲載となりました!

皆様、是非是非御覧下さい。