今回紹介するのは、斉藤任弘さんという方の「ロニーと共に」という曲。
『ロニーとは誰ぞや?』、となりますが、ロニー・ジェイムズ・ディオでもなく
ロニー・アトキンスでもなく、画像の通りアメリカ合衆国第40代大統領
ロナルド・レーガンであります。
どんな曲なのか?
結論から書くと、レーガン大統領の応援歌のような曲。
すげぇなぁ。
さしずめ今ならトランプ大統領って事になるけど、
現職大統領の応援歌をレコードにするって、無いでしょ。
リリースは1981年。
録音した日が1981年1月20日、となっており、これが
レーガンが大統領に就任した日という熱の入れよう。
歌っている斉藤任弘さんの事はほとんど存じ上げませんが、
どうやらカントリー歌手で、有名な所で言うと
チャールズ・ブロンソンが出演していた「マンダム」のCM曲を
日本語バージョンで歌っていた方、との事です。
どういういきさつで斉藤さんがレーガンの事を歌う事になったのか、
全くの謎。
作詞はアルバート・C・ハースという外人ですが、作曲がなんと
かまやつひろしさん。これもまた謎。なぜムッシュ?
編曲は野口武義さんという方。
Roll along with Ronnie Reagan, roll along ×2
さぁ みんなで歌おう 新しい明日を
Roll along with Ronnie Reagan, roll along
Raise your voice for Ronnie Reagan, loud and strong ×2
悲しみに say good-bye ほほえみに say hello
Raise your voice for Ronnie Reagan, loud and strong
曲調は当然というかやっぱりカントリー調のポップスロック。
そしてB面のタイトルが「ナンシー」。
『まさか・・・』と思って調べてみたら、やはりレーガンの奥さんであるナンシー。
『今夜の君は素敵だね。踊り明かそう。』と、レーガン目線での歌詞でした。
っていうか、これ、レーガンの許可貰ってたのかなぁ。
貰ってないだろうなぁ。