今回取り上げるのは、憲太郎という方の「海へび野郎」という曲です。
憲太郎。
けんたろう なのか のりたろう なのか、判っていません。
リリース時期も不明です。
700円となっているので、80年代か90年代前半と思われますが。
ジャケットからも判りますが、なかなかのイケメン。
前髪をちょっと垂らしてる点からして、BE-POP的な匂いも少々。
作詞:平家総、編曲:鈴木英明、となっていますが、
作曲はなんと憲太郎さん自らが行っています。
曲調は、勇壮・男臭さという感じの演歌。
憲太郎さんの声質は、ルックスに似合わずの鳥羽一郎系。
そんな勇壮な曲なのですが、「ビヨーン」「ボヨーン」という
口琴の音がバックに聞こえ、どことなくマヌケに聞こえちゃうんだなぁ。
歌詞は、僕の好きな7・5調。
ひとたび港を はなれたならば
海に命を かけている
燃える黒潮 男の世界
めざせよ大物 海の幸
俺たち船のり 海が命の 海が命の
海へび野郎
うーん、なんで「海へび」?
まぁ、漁師=海の男って事で、自分を海の生き物に喩えたのは判るけど、
よりによって何で「海へび」?
もっとあるでしょ・・・
クジラだのサメだのシャチだのカジキだの・・・
このレコード、プリンスレコードって会社からリリースされています。
「プリンスレコード」でピン!と来た方は、このブログの熱心な読者さんかな?
以前紹介した”プリンスレコードの王子様”、和田たかしさんと同じレーベル。
http://baka-records.hatenablog.com/?page=1505302723
プリンスレコード、まだまだ奥が深そうなレーベルです。