摩訶レコードブログ

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摩訶レコード:つよがり

今回は、坂口賢三さんという方の「つよがり」という曲を取り上げます。

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どことなく『もういいじゃないですかぁ~!』の人にも似てるような。。。涅槃で待つ。

 

某オークションサイトで何気に画像を流し見していたら発見したジャケ。
スプレーで硬めにコーティングしたであろうヘアスタイルと
大きめのサングラス、胸元をザックリはだけた白シャツもさることながら、
頭と身体の大きさの比率にちょっとした違和感を持ちました。

 

そういえば「Gメン’75」の香港カラテシリーズで、倉田保昭さんと
戦う香港マフィアの用心棒で、こんな体型の現地の役者さんが
出てたなぁ、とふと思い出しました。
ヤン・スエ、だったかなぁ?

 

ネットで坂口賢三で調べてみたら、その違和感の正体が判明。
和歌山県出身のボディビルダーで、中学生の頃からボディビルを始め、
1973年から4年連続でミスターオールジャパンの1位に輝くほどの
選手だったそうです。

 

そんな坂口さんがなぜレコードデビューしたのか?って事ですが、
夜の世界でもかなり有名で交友範囲も広かったようで、
あくまでも推測ですが、そういう付き合いの中でレコード会社の方と
知り合いになったのではないでしょうか。

 

リリース年は1977年頃だと思われます。
レコードのレーベルが、テイチクレコードの傘下?の
ユニオンというレーベル。
このレーベル、わりと摩訶なレコードを多く出してるレーベルなんですよ。
以前紹介した、きゃんきゃんの「なに?お巡りさんが・・・」も同レーベル。

 

星野博志作詞、川口正浩作曲、竜崎孝路編曲、となっています。

曲のイントロを聞いた途端に驚き。
モロに『柏原よしえのハロー・グッバイやんけ!』おいおい・・・

 

曲調も歌詞は、坂口さんが歌うには違和感があるような具合で、
僕的には当時の中森明菜さんあたりに歌って欲しいような感じです。