今回は新田圭次の「デカ長ブルース」。
1958年から朝日放送で放送されていた、関西ローカルの
刑事ドラマシリーズ「部長刑事」。
その「部長刑事」で新田圭次刑事役だった楠年明さんが
歌っています。
まぁ、ありがちですね。
実際にドラマ内で流れてたのかは不明です。
レコードがリリースされたのは1980年。
作詞は楠さんご本人で、作曲:しばゆきお、編曲:森山達也。
聴いてみましたが、1980年リリースの割りには
ギターやオルガンなどの音作りが70年代前半的な感じを受けました。
歌詞は、昭和の刑事ドラマの世界って具合ですね。
ホシを求めて張り込むオレに 屋台のあかりがなつかしい
酒に酔わせて聞き込むオレに 落とした肩が震えてた
とか。
シバックスレコード、という、僕としては聞きなれないレーベルから
リリースされています。
もしかすると、作曲のしばゆきおさんと何らかの関係があるのかも。
あと、色々調べていてちょっと面白かったのが、
楠さんの奥さんで女優でもある絵沢萠子さんが、
スナック「きぜつ」を経営している、という点でした。