大御所俳優、渡辺裕之さんの「スーパー・ジルバ」です。
1983年のリリース。
同年に公開された映画「だいじょうぶマイ・フレンド」の挿入歌。
僕はリアル世代ですが、これは観た記憶がありません。
ピーター・フォンダが出演していた事くらいを知ってるだけ。
調べたら渡辺さんもこの映画に出演されていますね。
これが挿入歌と言われて、
『マジでこの歌を挿入してたの?』
『ちっとも だいじょうぶ、じゃないだろ』
と思った次第です。
渡辺さんを詳しく知りたい方はウィキペディアを見て頂きたいですが、
僕のイメージとしては二枚目から強面まで何でもこなせる俳優さん、
という感じです。
確か趣味でドラムをされていましたよね。
村上さんは小説家で、この「だいじょうぶ~」の原作者。
僕としては80年代を代表する小説家、というイメージ。
過去にご自身がホストを務めた「Ryu's Bar」というTV番組があり、
ウィキペディアでも書かれていますが、
元々が芸能人ではない村上さんがトーク番組のホストを務めるという
無理な設定や、ゲストが無口であったり、
ホストとゲストとのそりが合わない際は編集したにもかかわらず
数十秒間の沈黙部分があるなどの
一般的なトーク番組にはあまり見られない状況も度々放送されました。
87年から90年まで、よくまぁ3年間も続いたなぁ、と思います。
加藤さんは音楽家で、バンドも組んでたし、プロデュースもされてるし、
日本の音楽シーンの大物中の大物と言ってもいいでしょう。
歌詞ですが、僕の感覚として「村上さんの悪い部分が出てる」感じ。
現在は勿論ですが、83年の当時でもちょっと小恥ずかしい。
軽く腰を回そうぜ
スーパー スーパー ジルバ
熱い吐息の中で
スーパー サティスファイ
首筋甘い匂い
スーパー ダンシング クイーン
キラキラ産毛光る
Oh yeah Oh yeah it's all right
何でも
何でも
何でも
お前の言うこと聞いちゃう
場所を思い浮かべるなら、ディスコあるいは何かのパーティーかな。
ジルバ、はイメージとしてリズミカルなダンスを想像できますが、
スーパー・ジルバって何?
おっそろしく速いダンス???
曲(サウンド)は、打ち込みリズム風のノリの良いロック。
ですが、電子ドラムとキーボードが中心なので、
僕は『やたら軽いなぁ』と感じました。
渡辺さんの歌唱が笑えるというか、『抑揚ねぇなぁ』とw
うーん、何だろ。
この曲の監督の加藤さんに「こういう感じで歌って」とでも
言われたのかなぁ?
ドラムをされてる渡辺さんだから、ロックだとは思うんだけど。
何回か聞いたり、「何でも」の繰り返しの部分で気付いた。
曲全体の雰囲気がThe CarsのShake It Upに
やたら似てるんですよねぇ・・・
やっちゃったのか?おい!
どちらもYoutubeに上がっているので、聴き比べてみては。