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摩訶レコード:噂になってもいい

前回の伊藤つかささんに続き、『君も脱いだんかい!』という方。
武田久美子さんの「噂になってもいい」。

 

「東大生が選ぶアイドルコンテスト」で優勝したのがきっかけで
スカウトされ、近藤真彦氏の映画のヒロインでデビューしたんですよね。
『東大生が選んだ、ってのは何の意味あんの?』と僕は思っていました。

 

1983年リリース。
作詞:来生えつこ、作曲:加藤和彦、編曲:清水信之
さすがに当時注目されてたので強力なスタッフを揃えたんですねぇ。
(前年1982年は女性アイドル豊作の年)

 

この曲の『落としたマフラー拾ったらぁ~』の一節を、
誰だったかデフォルメしてモノマネしてたなぁ。
誰だったかなぁ。

 

期待に応えられたのか応えられなかったのか覚えていませんが、
そこまで大ヒットとはならなかったと記憶しています。
前年に中森明菜さんや小泉今日子さんらがデビューしていたので、
その煽りを食ってしまったのかもしれないし、
何より彼女の歌唱力がイマイチだったのが理由かと。
やはり比較してしまうもんね。
彼女の声が元々高く、子供っぽいのも原因なのかな。

 

歌唱力の摩訶具合は次のシングルの「シャワーホリディ」のほうが
判り易いかもしれません。
『変だなぁ、普通は上達するんじゃないのか?』って思ってました。
あ、歌唱力もそうだったけど、演技力も・・・という具合でしたね。

 

とはいえ僕は当時は彼女のファンで、声優の水島裕さんと一緒に
やってるラジオ番組を毎週聞いていましたよ。

 

彼女は1989年に代名詞とも言える「ホタテ」写真集を出すのですが、
『あの清純そうな子が? この6年の間に何が!?』と衝撃を受けました。
近藤氏の映画のヒロインに選ばれた為に嫌がらせを受けたようなので、
それが逆に度胸を付けてしまったんでしょうかね。