摩訶レコードブログ

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クリスマスとのんと立ちあがらない観客

2022年最後の上京。横浜でございます。
2018年にも行ったのですが、のんさんの「毎日がクリスマス」
ライブでございます。

 

天候が悪い新潟と違って横浜は快晴。

 

前回はクリスマスマーケットで出店している店で食べ物やビールなどが
買えて食べられたけど、今回はコロナ禍もあるのか入場前売券制で、
前売券が無いと入れなく(しかも完売)、食事ができません。
レンガ倉庫の建物内で売られてる食べ物を探すけど、
人が凄くてどこも混んでる。
仕方なく比較的空いてるクレープみたいなのを買って食べました。
わしゃOLか!

 

今回もライブは昼の13:30~という、また厳しい時間帯。
まぁ日帰りできるからいいんだけどさ。
座席は前回よりも若干良い席の6列目でした。

 

相変わらず僕を含めて年齢層は高め。
プログレのライブなんかも高めなので、
『これはプログレ。イエスやクリムゾンと同じジャンルなんだ。』
そう考える事にしました。

 

前回は一曲目が始まっても皆立ち上がらず、二曲目からだったので、
今回もそうなのかな、と思っていたら、二曲目でも立たず。
その後もずーっと立たず。

 

僕一人で立ってるのもアホっぽいし、後ろの人が見ずらいでしょうから、
仕方なく僕も座っていますが、ケツは常にムズムズしています。

 

『これ、ロックのライブだよなぁ・・・』
『まだコロナ収束してないからなのか?』
『声出しは禁止されてるけど、立つのは禁止でなかったよな?』
『みなさん、そこまで立ち上がるのキツいですか?』

 

みんなノリが悪いって訳でもなく、拍手もしてるし、手拍子も取っている。
でも他の人が立つのを待ってる、って雰囲気でもないんですよね。

 

みんなロックのライブに慣れてない人達なのかしら?

 

バンドのパフォーマンスが悪いって訳では決してなく、
のんさん含めて4人は頑張っているんです。
のんさんのギターも初めて見た時より凄く上手くなってるなぁ、って。

 

『今回は、こういうスタイルのライブなのか・・・』
そうこうしてる間に本編終了。

 

『なるほど、アンコールになったらみんな立ち上がるっていう事だな。
なんかキング・クリムゾンみたいだな。』って思ったけど、
アンコールでも立ち上がらず。
『・・・何だ、これは・・・』と。
『このまま終わるのか?』

 

逆に、なんか一生懸命やってるバンドに申し訳なくなってきた。
流石に演奏終わりではスタンディング・オベーションみたく
立ち上がるのかと思ったけど、それもなく座ったままで拍手してる。
立ち上がって拍手してるのは僕を含め5~6名程度。
『おいおい、そりゃないだろ。』と。

 

いや、別に強制的に立ち上がれとは言わないけど、
バンドに対して良い演奏してくれてありがとうくらいは
立ち上がって感謝するのが礼儀というか作法なんじゃないのか、と。

 

『みなさん、心の中では立ち上がってたんですよね。そうですよね。』

そうやって自分で自分を慰め、帰路についたのでした。

 

のんさんが今日のライブについて投稿していて、
それに対して行ったお客さんの感想が投稿されていたのを
帰りの新幹線の中で見てたのですが、

『サイコーでした!』
『すごく楽しかったです!』

だと。

 

 

だったら立てや!!!