沈静化されつつあるジャニー喜多川氏による性加害問題ですが、
まだまだ風化させないぞ、と。
今回はその喜多川氏が関わってるとも言えるレコードを取り上げます。
新・光ゲンジの「WAZA WAZA」。
なんで日本刀持ってるんだよ
70年代後半からジャニーズ事務所に対しての糾弾活動をしていた
元事務所所属で元フォーリーブスの北公次氏が、
元ジャニーズJrの7人を集めて自主制作したレコード。
なんと本家の光GENJIの人気絶頂期の1989年にリリースという荒業。
新・光ゲンジについてですが、恐らくジャニーズ事務所に許可を得た
とは到底思えない名前。
というか、J側が訴訟とかいちいち面倒臭いので無視したのかな?
新・光ゲンジのメンバーに関しては、ウイキペディアで「SHADOW」で
調べて下さい。
なんかコロコロ名前変えたり、メンバーの出入りもあったようです。
「牛若丸」には笑いました。
だっせーw
この後には加勢大周さんの新・加勢大周問題も起きるんですよね。
新・光ゲンジのほうが一歩早かったのです。
そういえば加勢大周さんの元の事務所の社長もアッチ系だったような・・・
自主制作という事でレコードラベルもショボいですね。
所謂ドーナツ盤でもありません。
ちなみにカセットとCDでもリリースされてるようです。
●WAZA WAZA
作詞&作曲:季田佳丸、編曲:中野重夫。
遠いところから ワザワザワザ
あの子を追って ワザワザワザ
僕は 愛を さらいに来た
誰にも言わず ワザワザワザ
やっつけ仕事かと思いきや、案外キャッチーな良曲だと思います。
「ワザワザワザ」の部分も覚えやすいし、ライブでの女性ファンからの
掛け声を期待する「ヘーイ!」というパートもあります。
なぜか長めのギターソロも入っていたり。
残念なのは自主制作らしい音質の悪さと、歌唱力ですね。
●雨になりそうさ
作詞&作曲:北公次、編曲:坂倉スミス。
これが問題の「ジャニー喜多川の肉声入り!!」の曲。
喜多川氏に電話を掛け、留守電のメッセージを録音したんでしょうね。
これを冒頭で使っています。
これまた喜多川氏の了承を得たとも思えません。
つーか、ジャケットのこのフォント。
これってオカルト感を出す目的だよなぁw
曲調はカントリー調というかフォーク調という感じですかね。
北公次さんの怨念のたんまりと籠ったレコード。
北さん、喜多川さん、もうお二方ともお亡くなりになっています。
果たして地獄でお二人は再会できたのでしょうか。