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摩訶レコード:格闘音楽大全プロレスQ第5回プロレス紅白

今回紹介するのは企画物のCDアルバム。
1999年にリリースされた、「格闘音楽大全プロレスQ第5回プロレス紅白」です。

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プロレス関係の企画物アルバムは山ほど出ており、このプロレスQシリーズも
確か10枚を超えるアルバムが出ていると思いますが、
これはシリーズ中で最も内容が濃く人気が高いアルバムと断言して良いでしょう。
その理由として、3つ挙げられます。

 

1つめは、入場テーマではなく、レスラー自身が歌っているもの、歌モノであること。
15組のレスラー、しかも本人達がしっかり歌っています。

 

2つめは、全曲がオリジナル(原盤)からの音源であること。
こういう企画盤って、買って聞いてみたら『あれ?原曲とちょっと違うな』って事が
多々あり、がっかりする事もあるのですが、キングレコードさんの努力により
レコード会社の垣根を越えて作成されたものなのです。

 

そして3つめ。
参加しているレスラーの面々の豪華さ。
これはもう、実際に顔ぶれをご覧になられたらお判りになるでしょう。

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欲を言えば、猪木や馬場も入れて欲しかったですが、それは仕方ないかな。
それにしても、鶴田、藤波、長州が一堂に会してるなんて驚愕だし、
高野俊二ストロング金剛(小林)や阿修羅原の歌声なんて、
『聞こう』とでも思わなきゃ一生のうちに一回でも聞けないでしょ。
さらには、女子プロレスからもメジャーからマイナーどころまで参加しています。

 

聞き所ですか?
鶴田と藤波は、もう王道というか殿堂入りとして、意外に良かったのが
高野俊二、大仁田、長州でしょうか。
僕としては、阿修羅原が一番上手いと思いました。
あと、レスラーではないコント赤信号の曲が入っているのはご愛嬌という事で。

 

ちなみに解説を元週刊プロレスの記者である小島和宏さんが書かれています。

 

プロレスファンの間では垂涎のCDアルバムとなっており、以前Amazonで見た時は
中古でも万単位の値段が付けられていました。
プロレス専門ショップより、ブックオフあたりのほうが安価で見つけられるかも。