今回は歌手名だけで買ったレコード。
段田男、うんこちゃん、ぱいぱいでか美などの珍名歌手はいる・いたけど、
『昭和の時代に、こんなくっだらない名前の歌手がいたんだ』って呆れた。
ちょっと石坂浩二さんに似てるとも思える
又々出太男
あははは、「またまた でたお」!
検索しても出太男の情報はほとんど得られません。
というか、皆無に近い。
まさか本名とも思えないし、所属事務所は何処だったんだろ?
社長はどんな思いでこの芸名を付けたんだろ?
芸人でもあるまいし。本気で売り出す気、あったのだろうか?
仮に、売れた場合の事も一切考えてなさそう。
そしてこの名前を貰った出太男の気持ちはいかに?
出太男のリリースした曲は、どうやら一曲のみのようで、1983年。
「人生裏表」という曲。
曲自体はそこまで悪くない。
作詞:国沢常児、作曲:間中政一、編曲:松井ひさし。
出太男の歌いっぷりは、村田英雄路線というか、浪曲演歌です。
ところが、これがなぜか3枚のシングルで、A面は一枚だけで
他はB面扱いで、別歌手とのカップリングでのリリースという変則っぷり。
謎が謎を呼ぶのであります。
「裏表」だからA面とB面ってこと?まさかね。
やっぱり売り出す気なかったんだな、こりゃ。