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摩訶レコード:スイート・ベイビー

前回のブログでちょろっと触れた南条豊氏(南條豊)。

 

「赤い運命」では山口百恵さんの相手役を演じているのですが、
どうしても「赤い疑惑」の相手役の三浦友和氏と
比較してしまうんですよね。

 

三浦氏がシュッとしているのに比べて、南條氏は表情が固く、
悪い意味でドン臭い。
スマートじゃないんですよね。
走り方にしても、三浦氏がサッサッサッという感じなのに、
南條氏はドタドタドタってな具合で、格好悪いんですよ。
(あくまでも僕の感想です)
やたら襟のでかい服をいつも着ていたし。

 

第2話で、百恵さんをアパートまで送った南條氏が、
怒った父親役の三国連太郎氏にタコ殴りされるシーンがあるのですが、
やられた後の南條氏の捨て台詞にびっくり。

 

『気が済みましたか。じゃ。』

 

『じゃ。』って。
誰に言ってるんだよ、って。
しかもその後タクシーで自宅に帰るっていう。
歩けって。


ウイキでは、1976年に映画「エデンの海」でデビューし、
百恵さんの相手役に抜擢される、と書かれていますが、
ググっていたら、それ以前にアイドルグループの一員だった事が判明。
1973年にウイリアム・テルという3人組で、
「スイート・ベイビー」というシングルをリリース、
同タイトルでLPもリリースしていて、
ナレーションを俳優の小倉一郎氏がやられているようです。

一番右が南條氏だと思われます。

 

その後、1977年のテレビドラマ『怪人二十面相』で
明智小五郎を演じたという事で、
これは僕も観ていたと思うのですが、
南條さんの記憶はありませんね。
ちなみにこれ、川崎麻世氏が小林少年役で出ています。

 

南條氏、ソロではレコードを一枚リリースしており、
1976年の「想い出づくり/君はライムの香り」だそうです。
本人も”さすらいの食いしん坊”で出演していた
日本テレビ系「ごちそうさま」の挿入歌。

 

ここまで書いておきながら、僕はどれも未聴。
聞いてみたいのはウイリアム・テルのほうかな。