「蝶々」という曲です。
1969年のリリース。
坂本九さんと、なるせ・みよこさんとの、お二方の競作。
坂本氏に関しては、先日が命日でしたね。
僕がここで書くよりウイキペディアを見て頂ければと思います。
なるせさんは、やはりというか、情報が少ないです。
「ひとり部屋」というシングルEPをリリースしている所までは判りました。
坂本盤のほうは、作詞作曲は不明、編曲が岩井直溥、ですが、
なるせ盤では、作詞作曲が馬場祥弘、編曲が寺岡真三、となっています。
同じ時期リリースだと思うのですが、なぜなのかなぁ?
僕は、なるせ盤を先に聞いた事があって、坂本氏との競作という事も知り、
いずれ聞いてみたいと思っていた所、先日坂本盤をようやく入手し、
聞く事ができました。
実際、坂本盤を聞いてみると、『なんでこれが放送禁止になるんだ?』という
感想ですね。
明るく爽やかな青春ポップスって印象。
なるせ盤と同じく、上になったり 下になったり という歌詞も出てきますが、
イヤらしさは感じませんね。
坂本氏の歌唱のせいでもあるのかなぁ?
本人はインタビューで、コンサートで歌う予定だったので、
放送禁止になったのを残念がっていたそうです。
という事で、改めてなるせ盤を聞いてみると、特有のエロさがありますね。
台詞の部分もそうだし、歌唱もそれとなく。
スピードをなるせ盤のほうは少し落としてるかな。
歌詞も若干違っていました。
大きな影と小さな影がルルルル
一つになったり 二つになったり
大人っていいな いいな
大人ってやーね やーね
まぁまぁ、これなら当時は放送禁止になるかも、って具合です。