今から40年前の1985年7月、イギリスとアメリカで大規模なイベントが行われました。
アフリカの飢餓を救う為のチャリティーイベント、ライブエイド'85です。
衛星生中継でテレビ放送があり、当時学生だった僕は徹夜して観た記憶があります。
大勢のミュージシャンが参加していましたが、
後に映画にもなる有名なクイーンのライブでは、感動して僕も泣いたっけなぁ。
そして40年経った今日、主旨こそ違えど同じイギリスで大きな音楽的イベントがあり、
配信での中継があったので、僕も視聴したのです。
ヘヴィメタル界の”狂人”、”闇の帝王”と呼ばれる、オジー・オズボーンの
引退ライブ、「Back To The Beginning」 です。
オジーに関してご存じない方はウイキペディアで調べて下さい。
数多くの”伝説”を残している大物ミュージシャンです。
配信は日本時間では7月5日の夜中から6日の朝方までありました。
僕は『流石にもう徹夜は無理だし、見逃し配信もあるから、生で観るのは
朝5時頃からでいいか。6日も用事あるし。』と考えたのですが、
心がはやったのか、夜中の3時頃に目が覚めてしまいました。
PCを起動し観ていたら、エアロスミスのスティーヴン・タイラーが登場。
『あれ?スティーヴンって今回参加予定だっけ?つか、ライブできるの?』
スティーヴン、怪我だか病気でしばらくライブから遠ざかっており、
エアロスミスとしてのライブはもうやらない、とか何とか言われていたのです。
しかしながらここで復活。
これにはもう、しっかり目が覚めてしまい、思わず涙ですよ。
スティーヴンの他にもオジーゆかりのミュージシャンがステージ上で演奏するし、
参加できなかったミュージシャンがVTRでメッセージを述べていましたね。
ジューダス・プリースト、AC/DC、デフ・レパードらは記憶に残っています。
バンドでは、パンテラ、トゥール、スレイヤー、ガンズアンドローゼズ、メタリカを
観ました。
どのバンドも20~30分の持ち時間です。

ラス前にはオジーのバンド登場です。
彼も病気を患い調子が良くないので、椅子に座っての歌唱となるのですが、
僕からしてみたら『よくぞここまで歌えるなぁ!よっぽど練習したんだろう。』と感心。
またまた涙ですよ。

オジーの喉がようやく温まってきた頃にオジーのバンドは終了。
オーラスのブラック・サバスの登場です。
このバンドのボーカルもオジーです。
サバスは数年前に解散ライブを行いましたが、オリジナルメンバーではありませんでした。
今回は全員がオリジナルメンバー。
いやぁ、感激です。
また涙。
『サプライズがある。』と、このイベントのプロデューサーが言っていたので、
『オジーが大ファンだというポール・マッカートニーが最後の最後で出てくる?』
と思っていたのですが、残念ながらそれは無し。
最後は紙吹雪が舞い、花火が上がっての感動的なラストでした。
どうなるか判りませんが、ダイジェストでもいいんでメディア化して欲しいですね。
それにしても、イギリスでライブ観たいなぁ!
来年あたり、行こうかな。
もしもアイアン・メイデンのライブがあったら、ちょっと考えます。