摩訶レコードブログ

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摩訶レコード:サッシ音頭/チャック音頭

今回は、都はるみさんの歌唱による企業ソング、
「サッシ音頭」「チャック音頭」を紹介します。

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どういう経緯で都さんが、YKK(吉田工業株式会社)の企業歌を
歌う事になったのは、さっぱり判りませんし、
社歌という訳でもなく、CMソングという訳でもなさそうです。

サッシ音頭のほうは、
木村仔牛さん作詞、服部逸郎さん作曲。
チャック音頭のほうは、
西条八十さん作詞、服部逸郎さん作曲、となっています。

曲調は、音頭というくらいですから音頭調ですが、
お座敷小唄っぽくもあります。
都さんの歌声が若い。
1972年リリースですから、都さんは黄金期を迎える前ですね。


歌詞をそれぞれ抜粋します。

 

サッシ音頭

ハアー
風はそよ風 サッシが光る
愛のつぼみが 膨らむように
夢が膨らむ マイホーム
ソレ
ヨイソラ ヨシダノ ヨイサッシ
ススイ スルスル ヨイサッシ

 

チャック音頭

ハアー
見せてやりたや おいらの工場
社長親父で 工員せがれ
結ぶファスナーの 温かさ

黒部西瓜を 二つに割った
ように開いて キチンと締まる
吉田チャックの 味の良さ
ソレ
ヨイソラ ヨシダノ ヨイチャック
チャチャラ チャラチャラ
チャンチャック


製品の素晴らしさ、工場環境の良さは勿論ですが、
富山県の黒部(工場の所在地)の自然にも触れている歌詞です。

チャック音頭のほう、ファスナーってしてたり、チャックってしてたりで、
統一されてないのはなぜ?って感じですが。

 

摩訶レコード:ぼくのクリスマス

すっかり時期を過ぎてしまいましたが、今回紹介するのは
キャプテン加山こと加山雄三さんの「ぼくのクリスマス」という
クリスマスソングです。

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4曲入りのミニLPみたいな感じですね。
サイズは7インチです。

こんな色黒なサンタがいるかよ』って具合で、トナカイも下手糞な絵で、
僕は最初はジャケ買いの範疇だったのですが、
いざ聞いてみたら、3曲目(B面1曲目)が
かなり風変わりなクリスマスソングで「おおっ!」という感じでした。

歌詞、曲調ともに普通のクリスマスソングです。
作曲は加山さんが作曲する時の名前の弾厚作

聞き始めて50秒過ぎた頃でしょうか。
突然加山さんの歌声の他に変な声が聞こえてきます。
例えるならグレムリンの声のような。

最初は邪魔というかちゃちゃを入れてるような感じなのですが、
途中からメインで歌い、コーラスまでする始末。
加山さん、苦笑しながらも最後には合唱。

レコードの裏ジャケットを見てきたら、コーラスに
シンギング・エンジェルス、とありました。
実はこれ、ザ・フォーク・クルセダーズの「帰って来たヨッパライ
でも使われてる、甲高い声でのコーラスを
テープの高速回転によって変な声に仕立てるという手法。

この曲は1966年のリリースで、「帰って来たヨッパライ」のほうは
1967年のリリースなので、この曲のほうがこの手法を取ったのが早いです。


加山さんって過去に他にも実験的な事をやっていて、
それは日本で初だか何だかと記憶してるのですが、何だっけなぁ?

摩訶レコード:マンジョキロックンロール

今回紹介するのは、「マンジョキロックンロール」という曲。
歌っているのは、日本でロックンロールと言えばこの方、という
内田裕也さん(名義は内田裕也と1815ロックンロールバンド)であります。

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マンジョキ」とは何ぞや?と思われる方が多いでしょう。
これは、70年代前半に日本テレビ系列で毎週月曜から土曜の夕方に、
「まんがジョッキー」という子供向けの番組が放送されており、
この番組タイトルを短縮したものだと考えられます。
この「まんがジョッキー」。僕は全く知りません。
僕の住んでる新潟では放送されていませんでした。

この主題歌を内田裕也さんが歌う事になったのか?も謎ですね。

曲のコーラスを、当時日本テレビのアナウンサーだった
トメさんこと福留功男さんがやっている事も驚きです。
「まんがジョッキー」では紙芝居コーナーを担当されていたようです。

城悠輔さん作詞、加瀬邦彦さん作曲、水谷公生さん編曲。
加瀬邦彦さんは、ザ・ワイルドワンズのリーダーですよね。

歌詞ですが、

子供をなめるなよ (ゴーゴー!)
大人にゃ負けないぞ (ゴーゴー!)
言いたい事言うぜ (ゴーゴー!)
やりたい事やるぜ (ゴーゴー!)
マンガジョッキー それがマンジョキ
マンジョキロックンロール

 

この歌詞を読んで、あれっ?とかピーン!と来た方は多いと思います。
実はこの曲は、安岡力也さんの「ホタテのロックンロール」の元ネタなのです。
どうやらホタテのほうは、内田さんがマンジョキのほうの歌詞を一部変えて
安岡さんに提供したもののようです。

ちなみにマンジョキのほうは、恐らく放送禁止になっているのではないでしょうか。
歌詞の一部に
狂っちゃいけないの (ゴーゴー!)
という部分があるからだと思います。


さて、新潟県内のある地域で何気に『マンジョキ!』と声に出したりすると、
新潟弁での女性器を表すワードに非常に近いので、
妙な目で見られたり周囲から人がいなくなるかもしれないので注意です。

 

摩訶レコード:太陽にヤァ!

今回紹介するのは、舟木一夫さんの「太陽にヤァ!」という曲。

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舟木さんと言えば、西郷輝彦さん、橋幸夫さんとともに
「御三家」と呼ばれてアイドル的な人気だったそうですが、
僕は世代的に新御三家たのきんトリオのほうなので、
あまり詳しくは存知上げません。

僕的には、舟木さんはしっとりとした歌謡曲を歌う方というイメージですが、
この曲はそれに反する、夏らしくアップテンポな明るい曲です。
所謂、リズム歌謡って言うのでしょうか。

作詞が関沢新一さん。作曲は船村徹さんです。

歌詞です。

ウウウウ オオオオ エエエエ ア!
太陽みたい はちきれそうな
真赤な 真赤な 水着
若い渚も 燃えている
恋をするから 燃えている
ウウウウ オオオオ エエエエ ア!
真赤な 水着
ヤァ~!

ウウウウ オオオオ エエエエ ア!
あの娘もイカス この娘もイカス
いかした いかした 水着
みんな燃えてる 探してる
若い 誰かを 呼んでいる
ウウウウ オオオオ エエエエ ア!
いかした 水着
ヤァ~!


最初と終わりのほうの、
ウウウウ オオオオ エエエエ ア!」という
謎のフレーズ。
昭和歌謡にありがちな、強引な力技って感じがします。
最後の「ヤァ~!」という叫びも勢いがあっていいですね。

4番まであるのですが、それぞれ水着の色やタイプで異なり、
ブルーの水着、黄色い水着、いかした水着、となっており。
捻った考えをすれば、『こいつ、水着しか見てないんじゃねぇか?』と、
海に女性の水着姿を見に来たスケベな人、的な見方もできるのです。


B面も僕的になかなか”そそる”タイトルの「真珠っ子」。
作詞は植田悌子さんで作曲が船村徹さん。

白い夜に 真珠っ子
おまえは どこから 来たの?

という歌詞は、どことなく以前に紹介した
港孝也さんの「海の底から来たのか君は」を思い出させる、
女性コーラスがいい味を出しているムードのある曲です。

摩訶レコード:ヨウソロー

今回紹介するのは、Mr.中村半次郎という方の「ヨウソロー」という曲。
同じ事務所の中村玉緒さんがえらく気に入っていたらしく、
『息子のようでほっておけない』と、この芸名を命名。
ちなみにニックネームは、にっこり地蔵

 

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ジャケ写のインパクトだけで購入決定でした。
どこの組の構成員(モン)じゃワレ!』という感じのいでたち。
ドラゴン柄のスーツはジミー・ペイジを彷彿させますね。

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ヨウソローというと、僕は長渕剛さんの「Captain Of The Ship」を
思い浮かべるのですが、こちらのヨウソローは、ド直球の演歌。
イントロ部には台詞も入っています。

板子一枚下は地獄。
人情紙風船と他人は申します。
忍の一字は誠の一字。
私、誠の道を参ります。

調べてみたら、他に「平成任侠伝」という曲もリリースしていました。
やはりルックスだけだと、ソッチ系って思われがちなんですかね。
画像を検索してみると、あばれる君とか日ハムに入った清宮君なんかにも
似てるんですけどね。

どうやら引退されたようですが、事務所の会長が
自信を持って勧めていたそうで、
キャッチコピーは“第二の氷川きよしだったそうです。

摩訶レコード:ダークダックス大全

明けましておめでとうございます。
今年もどうぞ宜しくお願いいたします。

 

さて新年一発目に紹介するのは、日本が誇るコーラスグループである
ダークダックスのCD、「ダークダックス大全」です。

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2018年1月3日のTBSラジオ伊集院光とらじおと」を
お聞きになった方ならご存知と思いますが、
このCDに収録されている「僕はダンプの運転手」が
2017年のもう一度聞きたいアレコードの1位となりましたね。
拍手~!

このCDですが、「僕はダンプの~」の他にも
興味深い曲が数多く収録されています。
CDは2枚組で、Disc-1がCM/ラジオ挿入歌、
Disc-2が主題歌/オリジナルソング、となっています。

Disc-1の1曲目が「光る東芝の歌」で、
2曲目が「明るいナショナル」ってのは、
当時の日本を代表する家電メーカー2社で、思いっきり被っています。
『おいおい、いいのかよ、節操ねぇなぁ。』と思いますが、
高度経済成長期を支えた2大家電メーカーのCMソングの
どちらもをダークダックスが歌っていたって、
改めてとんでもなく凄い事ですね。

6曲目には「三井銀行のうた」という曲があるのですが、
銀行のCMソング自体、恐らく当時でも珍しかったと思います。
ついつい 三井に 入れちゃった
ついつい 三井に 貯めちゃった
って歌詞は、
ついつい、で銀行に預金したら駄目だろ。』って思いますけど。

19曲目に「三宅本店(千福) グラスをのぞくフラミンゴ」という曲があり、
物悲しいメロディの中にもメルヘンチックな歌詞で、
僕はこの曲は好きな曲なので収録されてて嬉しいですね。
千福一杯 いかかです
ってやつ。

21曲目は「新三共胃腸薬サウンド・ロゴ(顆粒つき)」で、
例の
新三共胃腸薬 かぁ~りゅう~!
ってのが、1曲として収録されています。
ナパーム・デスというバンドの「You Suffer」よりは長いですが、
1曲として捉えれば、これも短い曲のベスト10くらいに入るかも?


「僕はダンプの運転手」はDisc-2の12曲目です。
昭和38年という高度経済成長期の真っ只中に出した曲で、
作詞もダークダックスの皆さん自らで行っています。
僕はダークダックスというと、
品が良いとか優等生といったイメージを持っているのですが、
この曲はそんなイメージを吹き飛ばすが如く、荒々しく、
馬鹿野郎!』とか『スットコドッコイ!』等の、かなり口が悪い、
ダークダックスのダークな部分が出ている曲ですよ。
他にも、ダンプのエンジン音を口で出しており、
今で言うところのボイスパーカッション(と言うのかな?)
的な事もやっているあたりがポイント高いです。

Disc-2には他にも、「銀色の道」や「どこまでも行こう」など
恐らく一度は耳にしたであろう曲も収録されているので
楽しめると思います。 

2017年総括

2017年、僕にとって過去に例が無いほどの激動の年でした。
様々な事がありました。
備忘録も兼ねて、印象的な出来事ベスト10を挙げてみます。


10位:コハルさん(仮名)に嵌る。
職場(工場)で働くコハルさん(仮名)という女性に嵌りました。
毎日彼女を見る為だけに仕事に行ってたと言っても過言ではありません。


9位:坂道グループに嵌る。
所謂、坂道グループに嵌ってしまいました。
出てる番組録画して見たりDVD買って見たり。
でもあまり性的な気持ちは無くて、娘や孫を見守るような感覚
なんですよね。。。
とはいえ、白石麻衣さんの写真集は多少エロい目で見てますけど。


8位:吉木りさ、AKANE LIVの結婚。
ここ数年で気に入ってた女性が、今年相次いで御結婚されました。
AKANEさんの御結婚は前触れ無く、この大晦日に知ったので
衝撃的でしたね。
『嗚呼、ひとつの時代が終わった・・・』的な感覚ですね。


7位:数年ぶりに大阪に行く。
6月にプレイングマンティス&ライオンハートのライブを見に、
久々に大阪まで遠征しました。
新潟から金沢周りで大阪まで電車で行ったのですが、
指定席が見たい景色の反対側だったのが残念だったなぁ。


6位:ムーンサファリ&バロックプロジェクトのライブ。
これまた6月のライブで、通して3日連続のもの。
チケット欲しさに目白のワールドディスクの店前に
朝5時頃から並んだのは今となってはいい思い出です。
この時についでに東京都内の中古レコード店巡りもしましたね。


5位:バンドメイドに嵌る。
2017年、最もライブに行った回数が多かったバンドでした。
(チケット買ったのに行けなかったのも2回)


4位:サマーソニック
2014年以来の2回目。
前回はメッセにしかいなかったのですが、
今回はスタジアムにも行ったので、色々な発見が出来ました。
BABYMETALでモッシュ&サークルしたのも楽しかったです。


3位:生のんを真近で見る。
12月28日のKAIWAフェスVol.1で、生の”のん”さんを
約2メートルの近距離で見る事が出来ました。
久々にワクワクした瞬間でしたね。


2位:会社辞める。
新卒で入社して以来、ずっと勤めていた会社を退職しました。
正直今も少しだけ『やっぱ辞めなきゃよかったかなー』と
後悔したりもしていますが、
後々で『辞めて正解だった』と思えるように努力しないとですね。

 


1位:メディアに取り上げて頂けた。
GetNavi web」というサイトでの記事掲載。
「思い出のバカレコード大全」という書籍への寄稿。
伊集院光とらじおと」のアレコードコーナーへの出演。
どれもこれも一生に残る素晴らしい体験でした。
関係者の皆様、見たり聴いたりして下さった皆様、
どうもありがとうございました!


そういう訳で、2017年、ありがとうございました。
よいお年を!