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摩訶レコード:ワープロレディ

今回紹介するのは、後藤礼子さんという方の
ワープロレディ」という曲です。

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眉毛こそ太く濃くないものの、ジャケット写真の後藤さんは
当時の女性のファッションそのものと言えると思います。
この格好のまま、マハラジャ(ディスコ)に行けそう。

リリースされたのは1988年。
コンピュータといえば汎用機と呼ばれるものがメインで、
当時はまだパソコンは一般的でなかったように記憶しています。

今は文書作成はパソコンソフトを使うのが一般的ですが、
当時は文書を作成するのは専門の機械で行っていまして、
それがワープロ(ワードプロセッサー)というものでした。
僕も仕事で何回か使った記憶があります。
オアシスとか文豪とか書院とか。

そういえば我が家にもワープロがありました。
3年前に父親が亡くなったのですが、遺品整理していたら出てきました。
HARD OFFに売りに行ったら、起動用フロッピーが無いと言われました。
でも1000円くらいで買い取って貰えましたよ。

さて本題に入ります。

後藤さんは歌唱もアイドル声ながら結構上手く、良く声が伸びています。
というか、そもそもアイドルなのかな?

曲調ですが、どう言っていいものなのか、マーチ的とも言うのでしょうか。
歌詞の内容からすると、コミックソングでは無いとは思いますけど。

その歌詞を一部抜粋しますが、

かわいいワープロ ゆめ劇場よ
ラインダンスに 字が踊る

女の意地を うなじに見せて
オフィスレディの わざの舞い

職場の気品(モラル) サラリとまとい
デスクのかおり インプット

明日の地球に しあわせ呼ぶと
招く手つきで タイプする

ダイアの理性 笑顔でかくし
何をはにかむ オペレーター

といった感じで、”ワープロレディ”の仕事を大仰に表現したものとなっています。

ちなみにB面はこの曲のカラオケなのですが、作詞・作曲陣は
なぜもう一曲作ってあげなかったのか?と、疑問が残っている次第です。