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摩訶レコード:暗闇のレオ

先週からBS222で、TBSドラマ「ムー一族」の再放送が始まりました。
留守録しておいて、帰宅してから見るようにしています。

 

本放送当時は僕は小6だったかと思います。
毎週見ていたとは思うし、出演者こそ覚えてはいますが、
ストーリーや設定はほぼ忘れており、当時も今でもありえない
生放送での放送を時々やってた、くらいしか思い出せません。
あとは、時々出てくるゲストも豪華だったかな。

 

このドラマのメインテーマ曲がクリエイションの「暗闇のレオ」で、
今週はこれを取り上げます。

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当時はクリエイションというバンドは全く知りませんでした。
約2年後、プロレスラーのテリー・ファンク(というか、ザ・ファンクス)の
入場テーマ曲である「スピニング・トゥホールド」を演奏しているバンドである、
という事で初めて名前を知るのです。
そう言っても、『あのムー一族のテーマ曲のバンド』とは遡らなかったですが。

 

その後もクリエイションは幾つかのドラマの主題曲を手掛け、
僕も徐々に日本のロックを知るにつれて、クリエイション=竹田和夫の名前を
認知して行くのです。

 

1978年のリリース。
クリエイションのシングルとしては5枚目のシングル。
作曲者はリーダーでありギタリストでもある竹田和夫さんであります。

 

ノリの良いジャズ・フュージョン・ロックであり、若干のラテン感もあります。
クリエイションは1977年に、ラテン・ロックの代表ギタリストでもある
カルロス・サンタナ率いるサンタナとツアーを行っており、
その辺りで多少の影響を受けたのでは?とも思っています。
あるいは、そのサンタナに影響を受けたとも言われるゲイリー・ムーアがいた
コロシアムⅡにも通じる、とも思います。

 

プロデュースが内田裕也さんと石坂敬一さん。
内田裕也さんは、『ロケンロール!』の内田裕也さん。
クリエイションのファーストアルバムのプロデューサーでもあるし、
それこそ奥様だった樹木希林さんは「ムー一族」に出演されてた訳で。
石坂さんは、音楽評論家でもありラジオDJでもある伊藤政則さんのラジオを
聞いてると良く出てくる御方で、
ザ・ビートルズピンク・フロイドの元ディレクターであり、
日本のロック・ミュージックの普及に多大なる功績を残された方であります。