今回は伴淳三郎さんの「ぼうず音頭」です。
昭和のコメディアン、伴さん。
僕はTBS系のドラマの「ムー」「ムー一族」での徳さん役が
印象に残っていますね。
伴さんは歌手としてレコードデビューもされており、
古くは「アジャパー天国」というSPレコードを
泉友子さんという方とリリースされているようだし(未聴)、
このブログで過去に紹介した「母ちゃんにしかられた」を
(https://baka-records.hatenablog.com/entry/2018/05/09/211224)
伴さんバージョンでシングルEPでリリースされています。
1979年のリリース。
A面が「太公望」で、B面が「ぼうず音頭」となっており、
ジャンルとしては「釣りレコード」ですね。
A面の「太公望」は、伴さんがお一人で浪々と歌う演歌ですが、
B面の「ぼうず音頭」はメイン歌唱がビクター民謡少年会。
一向に魚が釣れない伴さんをからかう、というシチュエーション。
少年達の『ぼうずだ ぼうずだ ぼうずだ ぼうずだ』の連呼の中を、
伴さんが訛り口調の台詞でツッコミを入れる、というものです。
それが合いの手のようになっている、って具合ですね。
作詞:古市カオル、作曲:古市哲太郎、編曲:高橋城。
伴さん、釣りが趣味だったのでしょうかね?