今回は、伊東きよ子という方の「5時から10時までの私」。
「花と小父さん」のヒットで知られる伊東さん。
1967年にレコードデビューするまでの経歴が割と凄い。
ウイキペディアをご覧下さい。
1970年にリリースした6枚目のシングルである
「さびしい時には家にきて」のB面。
曲とはいえ、歌ってはいません。
アンニュイなBGMをバックにして伊東さんの独り語りが4分近く続きます。
5時に会社を上がって(弾き出される、という独特の表現)、
その後の10時までの行動を語るというもの。
その語りの後ろで聞こえる「カーッ!」っという効果音
(キハーダという楽器?)が僕にはやたらツボなのです。
特に決め台詞的な、『何かがきっと』の後の「カーッ!」には、
ハンバーグ師匠のネタ的な可笑しさも感じたりして。
最初のほうは申し訳程度にしか入っていないのですが、
後半になるにつれて連打するもんで、可笑しさに拍車が掛かるのです。
もうちょっとこの効果音が大きい音ならばなぁ、と思ったりして。
伊東さんの声はなかなかコケティッシュで、
なんだか昭和のエロテープを聞いてるような気分にもなりますが、
喘ぎ声などは入っていません。