摩訶レコードブログ

摩訶レコードbot(Twitter)のブログです。

摩訶レコード:5時から10時までの私

今回は、伊東きよ子という方の「5時から10時までの私」。

f:id:Baka_Records:20210821155842j:plain

 

「花と小父さん」のヒットで知られる伊東さん。
1967年にレコードデビューするまでの経歴が割と凄い。
ウイキペディアをご覧下さい。

 

1970年にリリースした6枚目のシングルである
「さびしい時には家にきて」のB面。

 

作詞:山上路夫、作曲:村井邦彦、編曲:馬飼野俊一

 

曲とはいえ、歌ってはいません。
アンニュイなBGMをバックにして伊東さんの独り語りが4分近く続きます。

 

5時に会社を上がって(弾き出される、という独特の表現)、
その後の10時までの行動を語るというもの。

 

その語りの後ろで聞こえる「カーッ!」っという効果音
(キハーダという楽器?)が僕にはやたらツボなのです。

 

特に決め台詞的な、『何かがきっと』の後の「カーッ!」には、
ハンバーグ師匠のネタ的な可笑しさも感じたりして。

 

最初のほうは申し訳程度にしか入っていないのですが、
後半になるにつれて連打するもんで、可笑しさに拍車が掛かるのです。
もうちょっとこの効果音が大きい音ならばなぁ、と思ったりして。

 

伊東さんの声はなかなかコケティッシュで、
なんだか昭和のエロテープを聞いてるような気分にもなりますが、
喘ぎ声などは入っていません。