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摩訶レコード:仮面舞踏会

このブログでは2回目の登場の黒沢年男さん。
「仮面舞踏会」です。

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1978年リリース。
大ヒットした「時には娼婦のように」に続くシングルで、
作詞作曲も「時には~」と同じく、なかにし礼さんです。

 

黒沢&なかにしコンビ。
「時には~」では、『自分で乳房を掴み 私に与えておくれ
まるで乳飲み子のように 貪りついてあげよう』という
なかなかのセンセーショナルな歌詞で、
性に目覚めかけのガキんちょにインパクトを与えてくれましたが、
この曲でもやってくれました。

 

「時には~」のようなストレートな言葉はありませんが、
その歌詞を噛みしめる事によっては、「時には~」よりも
変態性3倍増しとも思えてきます。

 

タンゴ調の曲調も歌詞の世界に合ってますね。
その歌詞を要約するとこんな具合。
(エセ大阪弁調で)

 


お前の顔、見飽きたわ・・・
アッチのほうも、ええ加減マンネリ気味や。
どないすればスケベが盛り上がるやろか・・・?
せや!えらい事思いついたわ!
二人で仮面を付けようやないか!
初対面のようになって、
ごっつ新鮮な気持ちやで!

 


倦怠期のカップルがアブノーマルなプレイをする事によって、
もう一度輝きを取り戻す、というような歌詞でした。
あははは。


感じやすいね君は
誰に教えこまれたの?
という、なかにし先生の真骨頂とも言える歌詞もありで、
かなりの摩訶度の高さかと思います。