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摩訶レコード:交通安全でろれん音頭

1985年の日本テレビ系の「ハーフポテトな俺たち」というドラマで、
主役の当時ABブラザーズの「バブルの生き残り」こと中山秀征さんが、
「代表作はオーロラ輝子」の河合美智子さんと初セクースする時、
ラジオかカセットかのスイッチ押したら曲が流れてきて、
いきり立ったイチモツがすっかり萎えてガックリとやる気を無くす、
という場面がありました。
その曲を今回取り上げます。

三波春夫さんの「交通安全でろれん音頭」です。

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音頭といえば三波、三波といえば音頭。
三波さん、いや、三波先生は果たして「音頭」と名の付く曲を
何曲歌っているんだろう?
ギネスに申請しておけば良かったのに。
Master Of 音頭King Of 音頭、と言っても過言ではないでしょう。

 

1983年リリース。
シングルEP「交通安全音頭」のB面です。

 

作詞は三波先生ご本人。
作曲:猪俣公章、編曲:小杉仁三。

 

途中まではいかにも交通安全ソングという歌詞なのですが、
中ほどから様子が変わります。

 


でんでんでろれん でんでろれん でんでろれん
でんでん虫でも でんでろれん
富士のお山を越えてゆく

 


「でろれん」の意味は判りません。
ググってみると、「でろれん祭文(さいもん)」の略、とありますが、
この曲の歌詞を読む限りはそうではなさそう。
言葉の響きとかが面白いから、という程度の理由か?

 

でんでん虫(かたつむり)が富士山を越えてゆく、って事で、
かろうじて「ゆっくり走ろう」と安全運転を促している歌詞ですね。

 

ちなみに三波先生の代表曲「おまんた囃子」の「おまんた」は
新潟県糸魚川市あたりの方言で、おまん(あなた)の複数形で
「あなたたち」の意味です。
決して卑猥でいやらしい言葉ではありません。(By 1・2のアッホ)