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摩訶レコード:結婚してもいいですか

前々回、前回のブログに続いて今回も「赤い激流」関連。
BS-TBSで現在月~金の朝7時から放送しているドラマ。
物語は終盤に差し掛かっていて、目が離せません。

 

このドラマのヒロインは、竹下景子さん扮する華江。
宮島音楽大学に通う女子大生で、学長の孫。
主人公である大沢武(宇津井健さん)の息子である
検事の信一(中島久之さん)と一応は婚約をしているのですが、
優等生タイプで真面目な信一とは正反対の野性的で破天荒な不良の
田代敏夫(水谷豊さん)に惹かれる、という役どころ。

 

ヒロインはヒロインなので、美人で優しく可憐なのですが、
敏夫の父親の誠司(緒形拳さん)に食ってかかって
言い負かす程に勝気でもあるし、大胆というか奔放というか、
『おやおや、以外と”こなれて”ますね。』
思う場面もしばしばで、この後の80年代女子大生の
一般的なイメージを先取りしていた、とも思えるのであります。

 

その竹下景子さん、シングルレコードをリリースしています。
何枚かリリースしていますが、今回はデビュー曲の
「結婚してもいいですか」を取り上げます。

 

1978年リリース。
作詞:中里綴、作曲:仲村ゆうじ、編曲:馬飼野俊一

 

作詞の中里さん、江美早苗と名乗ってた時期もあり、
あの「新婚さん、いらっしゃい」の初代司会者でもあるという事。
かなり悲惨な亡くなり方をしたんですね・・・
仲村ゆうじさんは、「TVチャンピオン」の司会をされてた方
ではないと思います。


冒頭と中盤に台詞が入っています。

 

卒業してから二年。
あなたを待ちました。
昨夜、母がお見合い話を持ってきたのです。
あなたのこと、喉まで出そうになったけど
言えなかった。
結婚しても いいですか。

 


二年もほったらかしにされてたら、もう脈無しだと
思いますけどね。
それでも待ってたのだから、辛抱強いというか未練ありまくり
なのでしょうか。
ダ・カーポというグループが歌った、「結婚するって本当ですか」
アンサーソングとも言われていますが、定かではありません。

 

正直な所、箸にも棒にも掛からないような曲なので、
摩訶レコードとしてどうなの?と僕的にも迷いましたが、
当時の竹下さんの可憐さとムチムチ具合に免じて許して下さい。