今回は異色のタッグによる楽曲を取り上げます。
まずは歌い手で、昭和の大スター、”マイトガイ”こと小林旭さん。
僕が持っている小林さんのイメージは、
・ヤンマーの赤いトラクターのCM。
・楽曲「熱き心に」、「昔の名前で出ています」。
・ダウンタウンDXに出演された時のピリピリ具合。
ですかね。
ダウンタウンDXでは、ダウンタウン2人のボケに対しニコリともせず、
むしろ終始ムッとした表情だったような記憶があります。
ダウンタウンのお二人も『一番怖かったゲスト』と仰っていました。
小林さんが2009年にリリースしたアルバムが「ジダンダ!」。
芸能生活55周年を記念したものなのですが、
その収録曲の作詞作曲をされた方が、今回のもう一人の主役、
深見東州さん。
深見さんは別名「深見青山」シングルEPもリリースされています。
https://baka-records.hatenablog.com/entry/2019/04/17/205342
過去のブログでも書きましたが、山手線のドアの窓ガラスに貼られている
「みすず学苑」の代表も務めていて、つい最近、椿鬼奴さんが卒業されていた
事を知りました。
小林さんと深見さん、お互いのコンサートにゲスト出演されてるようですし、
ゴルフを通じての友人でもあるようです。
で、「ジダンダ!」ですが、コミカルなタイトル曲も良いのですが、
僕が特に気に入ったのがアルバム中のラストの「ネッシーのブルース」。
イギリスにあるネス湖に住んでいると言われている謎の生物「ネッシー」を
題材にした楽曲。
OPの2秒くらいが映画「ジョーズ」のテーマ音楽っぽいぞw
ブルースというよりスケールの大きなロマン歌謡ですね。
ネッシー×4 ネス湖の恐竜
ネッシー×2 ネス湖の神様
昔のロマンをかきたてる
湖水に鎮まる
ネッシー
あははは!
怖いイメージのある小林旭さんが、このような深見ワールドたっぷりの
ブッ飛んでる歌詞の曲を歌われるのが、
僕としてはなんとも摩訶なのであります。
まぁ、「自動車ショー歌」や「赤いトラクター」歌うくらいだから、
実際は”くだけた”方なのかな。
ジューダス・プリーストというヘヴイメタル界の大物バンドが
「ANGEL OF RETRIBUTION」というアルバムの中で
「LOCHNESS」というネス湖の事を歌った曲があり、
ネッシーの存在を表現したような歌詞でしたが、
それを思い出しました。